共通装備
- Vチェンジャーブレス・Vチェンジャーコンパクト
- ファイブマン
の5人が装備している変身用のアイテム。男性(学、健、文矢)がVチェンジャーブレス、女性(数美、レミ)がVチェンジャーコンパクトを使用する。一旦、
Vチェンジャーを腰に引き、「ファイブマン」の発声とともにVチェンジャーを掲げて変身するが、「ファイブマン」の発声は2人以上で同時に変身するときだ
けであり、たとえ複数いるときでも、個人がそれぞれ順番に変身したり一人で変身するときは、それぞれのコード名(学であれば「ファイブレッド」)を発声し
て変身する。内部には変身に用いる膨大な量のエネルギーが蓄積されており、使い切った場合はチャージが必要となる。チャージには一定の時間を要する。
- Vパワーグリップ
- 5人全員が所持しており、主に各々の武器に装着して使う。また、これをベルトのバックルに装着する事で、エネルギーを全身に纏って敵に体当たりす
る技ができる。これは、学がサザエマジロギンを倒すときに用いた。しかし、使用者が重傷を負う技であり、多用はされなかった。奇しくも、この直後に、ファ
イブテクターが開発された。
- ファイブラスター
- 5人共通の装備。Vサーベルに変形させて使うこともできるレーザー銃。銃のグリップ(剣の柄)の部分がVパワーグリップであり、これを個人武器に合体させてパワーアップさせる。
- ファイブテクター
- 後半より登場した5人共通の装備。健が開発した強化プロテクター。肩、手、足にセットする。全身をエネルギーで包んで体当たりする攻撃が可能。
個人装備
- Vソード
- ファイブレッドの個人武器となる直線的なデザインの諸刃の剣。厚さ3cmの鉄板も切り裂き、剣先で触った物体の分析が可能。エネルギーをスパークさせて敵を切り裂く「Vソードアタック」という技があり最終決戦では、シュバリエを倒した。伸縮自在で、Vパワーグリップを外すとVシャトラーという短剣になる。Vソードの刃部分は小型短剣のVサーベルになる。
- ツインアレイ
- ファイブブルーの個人武器。刃のついた円盤をVパワーグリップで結合させた鉄アレイ状の武器。戦車も粉砕する威力がある。Vパワーグリップを外すとヨーヨー(ツインヨーヨー)や爆弾付きフライングディスク(ツインリスビー)となる。
- パワーカッター
- ファイブブラックの個人武器。刃のついたナックルパーツ(ブラックジョー)とVパワーグリップを合体させたナックルパーツ。直径2cmの鉄棒も切断する。回転しながら敵を切り裂く「スピンカッター」という技がある。カッターディスクという小型手裏剣を射出することもできる。
- キューティーサークル
- ファイブピンクの個人武器となるフルーレ状の武器。厚さ1.5cmの鉄板も貫く。必殺の突き「サークルフィニッシュ」を繰り出す。フルーレの鍔の部分は変形して小型コンピュータ・サークルピュータとなり、探査機能の「ファイビックスアイ」が使用可能となる。
- メロディータクト
- ファイブイエローの個人武器。打撃武器として使用する他、敵を縛るリボンを射出する。連続で殴りつける「ドレミ拳」、リボンからエネルギーを流し込む「メロディーパワー」という技がある。Vパワーグリップを外すと、敵の戦闘意欲を下げるメロディーを奏でるイエローフルートになる。
合体技・必殺技
- アースカノン
- アーサーG6が変形した必殺バズーカ砲。アーサーG6に秘められていた変形機構が事故で解放されて使えるようになった。ファイブレッドの呼びかけ
に応えてアーサーがマグマベースから出動、移動中にアースカノンに変形。「レディ」「ターゲットロック」「ファイア!」の流れの後、アーサーが「ゴー!」
と叫びながら摂氏10万度の火炎砲を発射する。かなり重いため、五人そろっていないと使用できない。
- スーパーファイブボール
- 中盤でアースカノンを破られたために登場した新必殺技。『ゴレンジャー』のゴレンジャーストーム、『サンバルカン』のバルカンボールのようなボール型爆弾を相手にぶつける必殺技。五人のエネルギーをボールに充填しながらパスし、五人目となった者(必ずしもレッドではない)が敵に向かってプロテクターが装着されたボールをぶつける。
- ブラザーアタック
- 最初の必殺技。ファイブレッドの「兄弟戦士ブラザーアタック!」の合図の後、ファイブイエローのメロディータクト(で敵を縛る)→ファイブピンク
のキューティーサークル→ファイブブラックのパワーカッター→ファイブブルーのツインアレイ→ファイブレッドのVソード(Vソードアタック)
の順で連続攻撃を行う。各メンバーの個人技を必殺技にまで昇華させたコンビネーションである。ただ放送時間の都合からか、途中から4人がそれぞれの武器を
一斉に浴びせた後にレッドがVソードでとどめをさすというパターンに変更された。
メカニック
- ホークアロー
- 5人のオフロード用スーパーバイク。最高時速は330キロで、ホークカノンという武器が装備されている。
- マグマベース
- ファイブマンの基地。星川兄弟の地球での自宅でもある。かつて星川博士が地球を離れる際に建造した宇宙船で、シドン星脱出にも使用された。3連装の巨砲を始め、多くの火器を持つ。また、恒星間通信の可能な「銀河ワープ通信装置」も備えている。
巨大ロボ
- ファイブロボ
- スカイアルファ、キャリアベータ、ランドガンマが「合体!
トリプルジョイント!」の掛け声で合体した巨大ロボ。全高36.5メートル。重量268トン。出力は180万馬力。歴代スーパー戦隊の1号ロボの中では最
小サイズで、他戦隊の小型ロボ程の大きさしかない。ただし、後の『スーパー戦隊ワールド』では撮影の都合か、ジェットイカロスや大獣神と同じ程の大きさになっている。
- 元々は星川博士が宇宙開拓用に開発したものだった。武器は両腕のツインカノンと異次元から現れる剣「超次元ソード」。「銀河に一つ
のこの星を守りたまえ!」「正義の剣を受けてみろ!」など、話数によって異なる台詞と共に放つ超次元ソードによる剣技(技名は特に設定されていない)を必
殺技とし、斜めから横一線に敵を斬り裂く。ソードの刃の上部を分離させた二刀流で敵を斬るバージョンもある。
- スターキャリアの上に立ち、高空からジャンプして敵を切り倒す必殺技兄弟ロボフライングアタックも編み出した。
- また、モグラルギン戦ではファイブハンマーというハンマーを使用し、本当にモグラ叩きを行った。
- 当時の超合金と食玩でのファイブロボには、劇中未使用の二連装のビーム砲ダブルショットガンも付属していた。
- スカイアルファ
- ファイブレッドが搭乗する巨大戦闘機。全長25.5メートル。重量83トン。マッハ4で飛行し、武器として機体上部から発射する5連ビーム砲の「アルファレーザー」を装備している。ファイブトレーラーの先端部、ファイブロボの頭部、胸部になる。
- 『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にも登場。ジェットホークとの絶妙のコンビネーションで、ガオレンジャーを援護した。
- キャリアベータ
- ファイブブラックとファイブイエローが搭乗する巨大トレーラー。全長22.9メートル。重量147トン。最高時速は420キロ。攻撃の際は屋根を
開いてベータランチャーを出現させ、そこからミサイルを発射する。ファイブトレーラーの荷台部、ファイブロボの腹部、背中、足になる。
- ランドガンマ
- ファイブブルーとファイブピンクが搭乗する巨大戦闘車。全長12.3メートル。重量38トン。最高時速は700キロを誇り、車体上部のガンマカノンで攻撃を行う。ファイブトレーラーの砲台部、ファイブロボの腕になる。
- ファイブトレーラー
- スカイアルファ、キャリアベータ、ランドガンマが合体したトレーラー。レーザー砲を装備。全長34.1メートル。重量268トン。最高時速は390キロ。
- スターキャリア/スターファイブ
- グンサーが乗ってきた真っ赤な巨大戦闘機(全長33.5メートル、重量292トン)。宇宙も航行出来、元々は星川博士が地球に帰還するために開発
したものだった。「変形!
スターラウンド!」の掛け声でスターファイブに変形する(全長39.8メートル、重量292トン)。出力は160万馬力。ブーメランとしても使える盾のス
ターシールドと2丁の「スターガン」を武器とし、片方のスターガンから放つスターハングビームで敵を捕縛してからもう片方のスターガンでとどめをさす「ハングビームエンド」と、スターガンを合体させて二連装にし、直接敵を撃つ「ファイブビームエンド」が必殺技である。
- スーパーファイブロボ
- ファイブロボとスターファイブが「合体!
スーパーブラザージョイント!」の掛け声で合体した超巨大ロボ。シリーズ初の4体合体ロボである。合体シーンは、スターキャリアが直接パーツに分離するパ
ターンとスターファイブがパーツに分離するパターンがある。まず、スターファイブの足がブラックの「レッグアーマー、OK!」のコールとともにファイブロ
ボの足に合体。続いてブルーの「アームカバー、OK」のコールとともにスターファイブの補助翼と着地脚部分がファイブロボの両腕を覆い、最後にレッドの
「ヘッドギア、OK!」のコールでスターキャリアの機首、スターファイブの胴体、ヘッドギアが装着される。全長52メートル。重量560トン。飛行速度は
時速200km。走行速度は時速850km。出力は320万馬力。拳を飛ばすジェットナックルが得意。第37話では拳の代わりにファイブテクターを装備し
たブルーを発射する「人間大砲」を使用した。頭部からは、スーパーファイブロボビームや妨害電波ビームを放つ。また第24話ではヌンチャク、第42話では
超次元ソードを使用した。両足の高速ジェットで加速し、全身のエネルギーを右拳に込め、体ごと飛び込む「スーパーベクトルパンチ」を必殺技
とする。黒ゴルリンとの戦いでは右パンチを決めた後、続けて左パンチを決めるダブルスーパーベクトルパンチが使用された。最終決戦では名称不明の炎のよう
なエネルギーを纏った体当たり技を使用(かなりの危険な技であることがレッドによって言及されている。ファイブテクターアタックにも酷似)。
- マックスマグマ
- マグマベースにスーパーファイブロボが「合体! マックスクロス!」の掛け声で合体(格納)した人型巨大要塞。全長77.6メートル。重量2980トン。必殺技は全身に装備されたビーム砲を一斉に発射する「ダイヤモンドマックス」。両肩からの一斉砲撃「マックスストーム」も強力。元々基地である構造上歩行が出来ないが、ホバー状態での移動を行ったことがある。
ウィキペディア(Wikipedia)
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