特撮ヒーロー、特撮ヒロイン大百科

特撮ヒーロー、特撮ヒロイン大集合
仮面ライダークウガ

仮面ライダークウガ』(かめんライダークウガ)は、2000年平成12年)1月30日から2001年(平成13年)1月21日までテレビ朝日系で毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に全49話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローの名称。

仮面ライダーシリーズ」の一作品であり、連続テレビシリーズとしては前作『仮面ライダーBLACK RX』以来約10年ぶりとなる。またテレビ朝日系の日曜朝8時の特撮枠では『ビーファイターカブト』(1996年)以来、4年ぶりのバトルアクション物となった。「平成仮面ライダーシリーズ」とも言われる新シリーズの第1作である。キャッチコピーは「A New Hero. A New Legend.」。

ウィキペディア(Wikipedia)

あらすじ

西暦2000年。長野山中の九郎ヶ岳において謎の遺跡が発掘されようとしていた。しかし、遺跡の中に置かれた棺の蓋を開けた時、突如現れた謎の存在によって調査団は全滅させられてしまう。調査団殺害犯の手がかりを得るため遺跡を調査していた長野県警刑事・一条薫の前に、無断で遺跡に入ろうとする若い男が現れる。問いただす一条に、その男は冒険家・五代雄介と名乗った。

やがて復活した異形の者たちが長野近郊に出現し、人々を無差別に襲い始めた。遺跡からの出土品で警察に保管されていたベルト状の遺物から、雄介は戦士のイメージを感じ取り、次々に犠牲になる人々を目の当たりにし、冒険家の勘に従い腰にそれを装着する。すると雄介の体は、気合と共に装甲に覆われていく。変身した雄介は県警を襲う怪人に立ち向かい、苦闘の末に敵を一時退け、一条に向けて得意のサムズアップをキメた。

だがこの騒動は、やがて起こる“未確認生命体事件”の序章に過ぎなかった。

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必殺技

※ 以下、名称の後の括弧内は劇中での呼称。なおライジングフォームはそれぞれ「(各色)の金のクウガ」と呼称される。

グローイングフォーム (白のクウガ)
身長:190cm、体重:90kg
最大速力:100mを7.2秒で走る、ジャンプ力:ひと跳び10メートル
パンチ力:約0.7トン、キック力:通常は約1トン
視力:人間の数十倍、聴力:人間の数十倍
不完全形態。基本カラーは。他のフォームに比べて角が短い。ボディの形状はマイティフォームに酷似している。物語序盤、雄介の戦士としての心構えが不十分だったのか変身するとこの姿になっていた。また、他フォームの変身限界時間(後述)を経過したり、深刻なダメージを負った場合もこのフォームになってしまう。このフォームのまま変身が強制解除されると、その後2時間は変身が不可能になる。必殺技はメ・ギノガ・デ(強化体)戦において、使用された「マイティキック」だが、マイティフォームの約半分の戦闘力しかないグローイングフォームのキックは刻印が異なり(印を構成する線がいくつか欠けている)威力も低くなっているが、3度目のキックで通常のマイティキックと同じ刻印を撃ち込んで敵を倒した。当初は未確認生命体2号と呼称されていた。
マイティフォーム(赤のクウガ)
身長:200cm、体重:99kg
最大速力:100mを5.2秒で走る、ジャンプ力:ひと跳び15m
パンチ力:約3トン、キック力:通常は約10トン。必殺のマイティキックは約30トン
視力:人間の数十倍、聴力:人間の数十倍
クウガの基本形態。基本カラーはを司る戦士。身体能力のバランスに優れた形態で、素手での打撃による格闘戦で真価を発揮する。敵の手の内を探る際にこのフォームで戦い、敵の攻撃パターンに合ったフォームへと超変身するという戦法を取ることもある。また、チェイサーを運転するときは主にこの形態である。
必殺技は「マイティキック」。封印エネルギーを筋肉が異常発達した右足に収束させて放つ。12話で雄介の107番目の特技・空中回転を加わり「強化マイティキック」を編み出し、以降は全てこちらを使っていた。威力は約30t。
ドラゴンフォーム(青のクウガ)
身長:200cm、体重:90kg
最大速力:100mを2.00秒で走る、ジャンプ力:ひと跳び30m
パンチ力:約1トン、キック力:約3トン
視力:人間の数十倍、聴力:人間の数十倍
クウガの特殊形態。基本カラーはを司る戦士。跳躍力や俊敏さに優れているが、パワーや耐久力はマイティフォームよりも低下している。高い所へ跳躍する時のみこのフォームになることもある。手すりや鉄パイプなど「長きもの(棒状の物)」をイメージさせる物を手にすることで作り出される「ドラゴンロッド」を武器とする。
必殺技「スプラッシュドラゴン」。ドラゴンロッドを敵に突き立て、先端から封印エネルギーを流し込む。
ペガサスフォーム(緑のクウガ)
身長:200cm、体重:99kg
最大速力:100mを5.2秒で走る、ジャンプ力:ひと跳び15m
パンチ力:約1トン、キック力:約3トン
視力:人間の数千倍(紫外線赤外線も可視領域とする)、聴力:人間の数千倍(超音波を聞くことも可能)
クウガの特殊形態。基本カラーはを司る戦士。視覚、聴覚といった感覚神経が極限まで研ぎ澄まされた形態で、紫外線や赤外線を見ることや超音波を聞くことが出来るが、接近戦は不得手。この能力で遠く離れた敵や動きの速い敵、保護色で姿を隠した敵をも正確に捕捉出来るようになる。ただし消耗が激しいため、このフォームを維持できるのは、わずか約50秒間だけである。もし制限時間を超過した場合、強制的にグローイングフォームになり、さらに回復のため、その後約2時間は変身能力が失われる。拳銃など「射抜くもの(射撃)」をイメージさせる物を手にすることで作り出される「ペガサスボウガン」を武器とする。
必殺技は「ブラストペガサス」。高密度に圧縮された空気弾を封印エネルギーと共にボウガンから撃ち出す。
タイタンフォーム(紫のクウガ)
身長:200cm、体重:111kg
最大速力:100mを7.2秒で走る、ジャンプ力:ひと跳び10m
パンチ力:約7トン、キック力:約10トン
視力:人間の数十倍、聴力:人間の数十倍
クウガの特殊形態。基本カラーは大地を司る戦士。パワーや耐久力に優れた形態。その防御力から、強力な敵の攻撃からの緊急回避としてこのフォームになることもある。相手の攻撃を回避しようともせず、受け続けるまま進撃し、タイタンソードで攻撃するという力任せの戦法をとる。劇中での描写から「パワーと耐久力はあるかわりに鈍足なフォーム」と誤解されることが多いがこれは10話の剣道訓練中に編み出した独自の戦法であり、タイタンフォームの影響ではない。その証拠に、本編でも対ガリマ戦など俊敏に動く描写も多々ある。「斬り裂くもの(剣)」をイメージさせる物を手にすることで作り出される「タイタンソード」を武器とする。
必殺技は「カラミティタイタン」。タイタンソードで敵の体を貫き刀身から封印エネルギーを流し込む。
ライジングフォーム(金の力)
クウガがマイティ、ドラゴン、ペガサス、タイタンの各フォームから、放電を伴って強化した形態。電気)の力が加わっている。遺跡から発掘された碑文にはこの放電に関する直接的な記述はなく、劇中でも古代には存在しない形態だったのでは、と予想されていた(雄介曰く「ミレニアム特別バージョン」)。発現の原因はギノガの毒で瀕死の状態となった雄介への応急措置として関東医大で椿が行った電気ショックにより、アマダムに備わっていたアルティメットフォームへの変身能力が部分的に覚醒したためと考えられる。ギノガ変異体以降の戦いで、謎の放電現象(雄介曰く「ビリビリ」)としてその力の予兆が現れ始め、雄介の特訓により顕現した。
ベルト部はアルティメットフォームと同様金色の装甲が追加され、各フォームで使用する武器なども強化された。また、体の所々に金色の装飾が走るほか、手甲部分に各フォームを司るリント文字が出現している。戦闘能力は格段に上昇するが、アマダムには負担が大きいため、約30秒間しか変身を維持出来ない(これを越えて使用し続けた場合、フォームによってはグローイングフォームに戻ってしまう)。しかしガドルに敗れた雄介が再び電気ショックを受けたことにより、永続的に維持出来るようになった。
ライジングマイティ
身長:200cm、体重:104kg(+5kg)
マイティフォームがライジングパワーにより強化された形態。基本カラーは赤・。マイティフォームから全体の能力がバランス良く強化される。
右足にはマイティキックの威力を増幅する金色の足甲「マイティアンクレット」が装着されており、これにより必殺技も「ライジングマイティキック」へと強化された。威力は約50t。この技で怪人を倒した場合、巨大な爆発が発生し、爆心地から半径約3kmが壊滅してしまうため、安易な使用が出来ない。劇中では廃工場1つを吹き飛ばし、ニュース沙汰になった。
ライジングドラゴン
身長:200cm、体重:92kg(+2kg)
ドラゴンフォームがライジングパワーにより強化された形態。基本カラーは青・金。ドラゴンフォームから瞬発力や跳躍力がさらに強化されている。ドラゴンロッドも両端にライジングパワーを秘めた矛先が装着された「ライジングドラゴンロッド」に強化された。
必殺技は50mまで強化される跳躍力を活かした「ライジングスプラッシュドラゴン」。ライジングドラゴンロッドを敵に突き刺し、矛先から封印エネルギーを流し込んだ後、安全圏へと投げ飛ばして爆発させる。
ライジングペガサス
身長:200cm、体重:99.9kg(+0.9kg)
ペガサスフォームがライジングパワーにより強化された形態。基本カラーは緑・金。ペガサスフォームから超感覚能力がさらに強化されており、人間の数万倍の五感を持つ。変身可能時間は他のライジングフォームと同じだが、タイムリミットを過ぎるとグローイングフォームを経て変身解除してしまう。ペガサスボウガンも先端にライジングパワーを秘めた銃身が装着された「ライジングペガサスボウガン」へと強化された。
必殺技は「ライジングブラストペガサス」。圧縮された空気弾を封印エネルギーと共に連続発射し、敵を撃ち抜く。
ライジングタイタン
身長:200cm、体重:122kg(+11kg)
タイタンフォームがライジングパワーにより強化された形態。基本カラーは紫・金。クウガが初めて変身したライジングフォームでもある。タイタンフォームからパワーや防御力がさらに強化され、腕力はタイタンフォーム時の数倍にまで高まっている。タイタンソードも先端にライジングパワーを秘めた刀身が装着された「ライジングタイタンソード」へと強化された。タイタンフォームやライジングマイティでは重傷を負う衝撃でも、このフォームでは悠々と耐える。
必殺技は「ライジングカラミティタイタン」。ライジングタイタンソードで敵の体を貫き、刀身から封印エネルギーを流し込む。これの応用技として、ライジングタイタンソードを2本使う「ダブルライジングカラミティタイタン」も存在する。
アメイジングマイティ(黒の金のクウガ)
身長:200cm、体重:125kg
キック力:75トン
ライジングマイティから強化されて体色が黒に変質した形態。雷を司る戦士。基本カラーは黒・金。さらなる電気ショックによって常にライジングフォームを維持出来るようになり、右足に加え左足にもマイティアンクレットが装備された。また、手甲のリント文字も「雷」に変わっている。素手での戦闘を得意とするなど、基本的な性質はライジングマイティと同様だが、これを遥かに上回る戦闘能力を有し、両足から繰り出す「アメイジングマイティキック」の威力は約75tにも達する。ガドルを撃破した。
アルティメットフォーム(凄まじき戦士)
身長:202cm、体重:150kg
ジャンプ力:90m、パンチ力:80トン、キック力:100トン
クウガが、古代の碑文にある「聖なる泉 枯れ果てし時」、つまり優しい心を失ってしまうことで、ダグバと等しい存在「凄まじき戦士」になった状態。基本カラーは。4本の角、棘状のパーツのついた各部、全身に走るライン、黒いアマダムなど他のフォームとは根本的に異なる外見である。この姿になったクウガは理性を失い、戦うためだけの生物兵器となる。全ての面で他フォームを圧倒的に凌駕する身体能力を持っており、設定上は各ライジングフォームの専用武器(こちらも玩具では黒い色になっている)や必殺技も使えるが、劇中では使っていない。ダグバと同じ超自然発火能力(物質の原子、分子を操ることで、周囲の物質をプラズマ化して、物質を発火させる)を持つ以外、具体的な能力は不明である。
中盤、雄介は敵への憎しみから一度このフォームになりかけており(アマダムからの警告としてこの姿の幻影を見せられた)、このフォームの危険性を知った後は使わないことを決めるが、アメイジングマイティがダグバの圧倒的な力の前に敗北を喫したことで変身を決意する。それでも、人々とその笑顔を守ろうとする優しい心を保ち続けたため、黒い瞳の伝承とは異なる、自我を保った、赤い瞳のアルティメットフォームとなる。
ライジングフォームの力を加えた「ライジングビートゴウラムアタック」が必殺技で、劇中では雄介が「金のゴウラム合体ビートチェイサーボディアタック」と命名している。

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