ボウケンアームズ
ゴーゴービークルのエネルギーを受けて威力を発揮する強力な武器。ボウケンジャーのメンバーそれぞれの個性に合わせてあり、個々のアクセルスーツ(ヘルメット額のライト部)内に収納してある。
- ボウケンボー / ボウケンジャベリン
- ゴーゴーダンプに対応したボウケンレッド専用のスティック型武器。先端のマジックハンドで敵を挟みつけることができる。また、先端から刀身を出すと槍型の武器・ボウケンジャベリンとなり破壊力が増す。さらに、パラレルエンジンのエネルギーを最大稼働させることにより、敵を一刀両断する「レッドゾーンクラッシュ」やジャベリンを一回転させてから敵に切りつける「ジャベリンクラッシュ」といった強力な技を放つことが可能。
- ラジアルハンマー
- ゴーゴーフォーミュラに対応したボウケンブラック専用の大型ハンマー。殴るだけでなく、ブーメランの様に投擲し、遠方の複数の敵を倒すこともできる。さらに、パラレルエンジンのエネルギーを最大稼働させることにより、敵を空中に殴り飛ばしてからさらに地面に叩きつける「スリップストリームハンマー」や敵を2連続で殴りつける「ハンマーブレイク」、ハンマーを体の前で旋回させてエネルギーを溜めてから投げつける「ライトニングアタック」や、ハンマーを一気に振り下ろす「ハンマーダイナマイト」、落ちてくる敵を横スイングで殴り飛ばす「ブラックハンマーノック」といった強力な技を放つことが可能。また『獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー』ではスーパーゲキブルーの過激気とゲキバイオレットの紫激気をこめたライトニングアタックを使用した。
- ブロウナックル
- ゴーゴージャイロに対応したボウケンブルー専用のグローブ型武器。拳の部分に超強力モーターを持つ特殊なタービンが付いており、旋風を起こして敵を吹き飛ばす他、地面に向けると風圧によって空中を浮遊することができる。さらに、パラレルエンジンのエネルギーを最大稼働させることにより、「ナックルキャノン」という強力な技を放つことが可能。
- バケットスクーパー
- ゴーゴードーザーに対応したボウケンイエロー専用のバケット(油圧ショベル等)を模した武器。両手に装着しそのまま敵を殴りつける他、岩壁を叩いて落ちてきた岩を弾き飛ばし攻撃することもできる。さらに、パラレルエンジンのエネルギーを最大稼働させることにより、「スクーパーファントム」という強力な技を放つことが可能。
- ハイドロシューター
- ゴーゴーマリンに対応したボウケンピンク専用の水圧銃。強烈な水流(地形に水があると威力が上がる)や、水以外にも様々な液体を放つ。さらに、パラレルエンジンのエネルギーを最大稼働させることにより、「シューターハリケーン」という強力な攻撃技を放つことが可能。
- デュアルクラッシャー
- ゴーゴービークルのエネルギーを受けて起動する必殺武器で、ドリルヘッドとミキサーヘッドの2つのモードに変形する。サバイバスターの10倍以上のパワーがあるが、発射時の反動が強く、アクセルテクターを装着しないとまともに命中させることができない。明石を除く、変身前の5人で押さえて使用したこともあるが、何とか命中させたものの反動で5人は吹っ飛んでいる。また5人の力が結集しないと成功しない場合もあり、過去に2度リュウオーンに弾き返されている他、風のスーパーシズカに放った際にも、致命傷を与えるには至らなかった。
- ミキサーヘッド
- ゴーゴーミキサーに対応したモード。ハイパーコンクリートにより敵の動きを止める拘束ビームなどを放つ。
- ドリルヘッド
- ゴーゴードリルに対応したモード。ドリルの形をした破壊ビームを発射する。デュアルクラッシャー登場後は、こちらが等身大戦での必殺技として使われる。
- また、ミキサーヘッドで動きを封じた相手をドリルヘッドで殲滅する戦法を「コンビネーションクラッシュ」と呼ぶ。
- サガスナイパー / サガスピア
- ゴーゴーファイヤーに対応したボウケンシルバー専用の武器。厚さ45cmの鋼鉄をも撃ち抜くビームを毎秒30発発射可能な銃型のサガスナイパーから槍型のサガスピアに変形する。サガスピアはサガスモード(モチーフは金属探知機)にすることで敵の位置やプレシャスの探知ができ、捕らえた時には「Hit!」という声が出る。また、サガスナイパー時は光弾を放つ「サガストライク」、サガスピア時は光刃を放つ「サガスラッシュ」という技をそれぞれ使用できる。さらに、パラレルエンジンのエネルギーを最大稼働させることにより、「スナイパーガトリング」という強力な技を放つことが可能。映士はかつて錫杖を手にしていたように、変身前にもサガスピア形態のこれを普段から携行していることがあり、変身前の状態でサガスナイパーを放つという描写もある。
- 名前の由来は「探す〜」から繋がるもの。メンバーの中でも特殊な出自を持つ映士の性(さが)という含みもある。
ゴーゴービークル
ボウケンジャーのメンバーが乗り込む巨大な特殊車両。通常はサージェスミュージアム地下深くの秘密格納庫・ボウケンパーキングに収められており、サージェスのメカニック担当・牧野によって整備されている。また、No.1〜No.10のビークルはゴードムエンジンを相手にするとそのパワーを十分に発揮出来ないというトラブルに見舞われたが、エンジンをネオパラレルエンジンにしたことで問題を克服した。開発計画は全てのビークルが同時に行われていた模様(詳細は不明)。
ガジャとの最終決戦に際して、各ビークルのネオパラレルエンジンの最終リミッターを解除したことによって、各エンジンに搭載したプレシャスでなく、操縦者(ボウケンジャー)の心を原動エネルギーとして稼動できるようになった。
No.1〜No.5
ゴーゴートレーラーやダイボウケンへと合体する5機のゴーゴービークル。各マシンがそれぞれのメンバー専用のものであり、異なるメンバーのマシンを直接操縦することはできない(ただし、アルティメットダイボウケンに合体した状態ではあるが、ブラックの代わりにシルバーが操縦したことはある)。
- ゴーゴートレーラー
- No.1〜5の5台のゴーゴービークル(後述)が合体(トレーラーフォーメーション)した移動形態。設定では他のビークルと違ってサージェスの車両として一般に認知されているため、市街地等におけるカムフラージュとしての役割も兼ねている。ゴーゴーフォーミュラとゴーゴージャイロが合体してトラクター部分(牽引車)に、ゴーゴーダンプがゴーゴードーザーとゴーゴーマリンを搭載してトレーラー部分(貨物車)になる。
- オープニング映像では毎回登場しているのだが、本編では分離した状態でゴーゴービークルが出動しているため、1度しか登場しないという不遇の扱いを受けている。
- ゴーゴーダンプ
- ボウケンレッドが搭乗するゴーゴービークル1号機。ダンプカー型のマシンで、荷台の積載機能によりゴーゴーマリンとゴーゴードーザーを現地まで輸送する。この荷台は土砂運搬の他、マニピュレーターアームになっており物を掴むことも可能。
- ダイボウケン(またはスーパーダイボウケン及びアルティメットダイボウケン)へ合体する際、脚部及び胴体になり頭部が迫り出す。
- アクセルラー対応キーは「1」。
- ゴーゴーフォーミュラ
- ボウケンブラックが搭乗するゴーゴービークル2号機。レーシングカー型のマシンで、フロントフェンダーを開くことにより20連装ミサイルランチャーを発射することが可能。
- ダイボウケンへ合体する際、胸部になる。また、スーパーダイボウケンやアルティメットダイボウケンへ合体する際には背面部となる。
- アクセルラー対応キーは「2」。
- ゴーゴージャイロ
- ボウケンブルーが搭乗するゴーゴービークル3号機。オートジャイロ型マシンで、上部にロケット砲を備えホバリングによって空中からの攻撃が可能。なお、設定上では後部の小型陸上探査マシン「メットランダー(ダイボウケンのヘルメット部)」は単独で活動できるが、劇中でそのような使い方はされなかった。
- ダイボウケンへ合体する際、頭部(ヘルメット部)と背中(ランドセル)になる。また、スーパーダイボウケンへ合体する際はゴーゴーフォーミュラと共に背面部に、アルティメットダイボウケンへ合体する際は腹部に合体する。構造上、ダイボウケンからの単独分離が可能で、戦闘時の戦術オプションの1つとしても運用できる。
- アクセルラー対応キーは「3」。
- ゴーゴードーザー
- ボウケンイエローが搭乗するゴーゴービークル4号機。ショベルローダー型のマシン。
- ダイボウケンやサイレンビルダーに合体する際、右腕になる。また、他のビークルが右腕に合体する際は左足背面に移動する(スーパーダイボウケンやアルティメットダイボウケンへ合体する際は右足前面となる)。
- アクセルラー対応キーは「4」。
- ゴーゴーマリン
- ボウケンピンクが搭乗するゴーゴービークル5号機。潜水艦型のマシンで、艦首にマニピュレーターが付いている。海底でのプレシャス探査時に活躍する。
- 玩具の「轟轟合体DXダイボウケン」などでは「ゴーゴーマリン」ではなく「ゴーゴーマリンダイバー」と「ダイバー」が付いているが、これはパチンコCR機に「ゴーゴーマリン」という機種が存在するための商標登録の関係。
- ダイボウケンやサイレンビルダーに合体する際、左腕になる。また、他のビークルが左腕に合体する際は右足背面に移動する(スーパーダイボウケンやアルティメットダイボウケンへ合体する際は左足前面となる)。
- アクセルラー対応キーは「5」。
No.6〜No.10
上記のビークルの後に開発されたゴーゴービークル(ゴーゴージェットは他の4機よりも後に開発されている)。各メンバーが搭乗することが可能であるが、どの車輌もパラレルエンジンの出力が軒並み高い。そのため、搭乗者のスーツに加わる負荷も大きく、それに耐えるためにはかなりの訓練が必要となる(通常ゴーゴーダンプのパラレルエンジンからスーツのエネルギーを得ていたボウケンレッドが、スペック上ダンプよりも出力が低いドリルを操縦する際に多大な負担が掛かっていたことから、パラレルエンジンの出力はそのままマシンのスペックに表示されているスペックと言う訳ではないと見られる)。また、No.6〜No.10のみでダイタンケンというロボ形態に合体することが可能。
- ゴーゴードリル
- ゴーゴービークル6号機。ドリル掘削車型マシンで、厚い岩盤や氷壁をも貫いて進むことができる。遠隔操作以外のときは主にイエローが搭乗する。
- アクセルラー対応キーは「6」。
- ゴーゴーショベル
- ゴーゴービークル7号機。ショベルカー型マシンで、ショベルアームで物を掴んで投げ飛ばす「ショベルスイング」を使用可能。遠隔操作以外のときは主にピンクが搭乗する。
- アクセルラー対応キーは「7」。
- ゴーゴーミキサー
- ゴーゴービークル8号機。ミキサー車型マシンで、ハイパーコンクリートを製造して射出する「アジテーションシュート」を使用可能。ハイパーコンクリートは、ミキサーで作られたリムーブ剤以外でははがせない。また、車体前面下部に装備された2門のビーム砲からは「ミキサービーム」を発射できる。遠隔操作以外のときは主にブルーが搭乗する。
- アクセルラー対応キーは「8」。
- ゴーゴークレーン
- ゴーゴービークル9号機。クレーン車型のマシンで、フックを射出することもできる。ゴーゴーミキサー同様、フロントバンパー下にビーム砲2門も装備。遠隔操作以外のときは主にブラックが搭乗する。
- アクセルラー対応キーは「9」。
- ゴーゴージェット
- ゴーゴービークル10号機。戦闘機タイプのマシンで、「アルティメットミサイル」という強力なミサイルを装備している。遠隔操作以外のときは主にレッドが搭乗する。
- アクセルラー対応キーは「0」。
No.11〜No.13
サイレンビルダーへと合体する3機のゴーゴービークル。上記のビークルのさらに後に開発されており、当初からネオパラレルエンジンを搭載している。エイダーとポリス(どちらも後述)は無人であり、ファイヤーに搭乗しているボウケンシルバーからの遠隔操作によって行動する。
- ゴーゴーファイヤー
- ボウケンシルバーが搭乗するゴーゴービークル11号機。消防車型のマシンで、災害救助用に開発された巨大放水車。2本のジェットカノンから「ダブルウォーターシュート」を放つ。
- ジャッキと同様の構造になっているのが特徴で、サイレンビルダーへ合体する際はエイダーとポリスが腕に合体するとジャッキの要領で車体上側中央部が上昇、人型へと一気に変形する(ジャッキアップ)。この構造は、合体後も「ジャッキダウン」で胴体部を一気に下降させて敵の攻撃を回避するほか、下半身をばねのようにしてジャンプする等の用途がある。
- ゴーゴーチェンジャー対応ナンバーは「11」。
- ゴーゴーエイダー
- ゴーゴービークル12号機。救急車型のマシンで、前輪部が4輪の6輪車であるため走行時の安定性に優れ、負傷者搬送車輌として望ましい構造となっている。さらに浮上移動も可能であり、戦闘時にはポリスと連携し車体前部にあるビーム砲で敵を攻撃する。
- ゴーゴーチェンジャー対応ナンバーは「12」。
- ゴーゴーポリス
- ゴーゴービークル13号機。パトカー型のマシン。エイダー同様浮上移動が可能であり、車輌という枠組みを超えた移動力と運動性を発揮する。車体前部に装備している4門のポリスバルカン、麻酔効力を持つフラッシャービームが武器。
- ゴーゴーチェンジャー対応ナンバーは「13」。
ゴーゴーボイジャー
No.14〜No.18のゴーゴービークル(後述)への分離、そしてダイボイジャーへの合体機能を有する超巨大ビークル。戦艦のような巨体に車輪とローラーを備え、陸上・水上・水中を自在に航行可能。平時はこの形態でサージェスの専用ドックに停泊しており、ボウケンジャーの指令により出撃する。基本的にはシルバー以外の5人が操縦するが、その5人がダイボウケンなどを操縦している際はシルバーがゴーゴーコマンダーの操縦席に乗って単身で操縦する(ロボへの分離、再合体には5人必要)。
当初、No.1〜No.5のビークルとは異なる開発グループによって同時期に開発されていたが、あまりに強大な攻撃力を持つため封印されていた。そのため、本来はパラレルエンジン搭載機であったが、初登場の際に調整不十分ではあるが急遽ネオパラレルエンジンが搭載された。
ガジャとの最後の戦いの半年後、単独での大気圏突破・宇宙航行が可能になり、明石とさくらとによる宇宙プレシャス探索の冒険に使用されることとなった。
ボウケンジャーから「ボイジャー、アンドック」のコールを受けて発進する。
- No.14〜No.18
- ゴーゴーボイジャー及びダイボイジャーを構成する5機のゴーゴービークル。
- ゴーゴーコマンダー
- ボウケンレッドが搭乗するゴーゴービークル14号機。空中管制機タイプのマシンで、情報収集能力に優れているため戦況を的確に分析し僚機に指示を出す司令塔の役割を果たす。
- ゴーゴーキャリアー
- ボウケンブラックが搭乗するゴーゴービークル15号機。大型輸送車タイプのマシンで、全ゴーゴービークルの中で最大のサイズと出力を誇る。車体の全高ほどもある超巨大タイヤを前部中央に1基、後部左右に2基搭載しており、この巨大タイヤは本機の走行のみならずゴーゴーボイジャー及びダイボイジャーへの合体時においてネオパラレルエンジンのパワーを全身に伝達する駆動輪として機能する。
- ゴーゴーファイター
- ボウケンブルーが搭乗するゴーゴービークル16号機。戦闘機タイプのマシンで、ゴーゴージェット及びアルティメットダイボウケンと同等の飛行速度を持つ。また、なおかつ敏捷性にも優れている上、ゴーゴーボイジャー時の主砲であるボイジャーキャノンを2基搭載しているため火力も高い。
- ゴーゴーアタッカー
- ボウケンイエローが搭乗するゴーゴービークル17号機。戦闘爆撃機タイプのマシンで、ファイター同様航空戦力として機能する。しかし、こちらは相対的にスピードよりも火力を優先しているため、2基のボイジャーキャノンの他にコクピットブロック上部にも機銃を装備している。
- ゴーゴーローダー
- ボウケンピンクが搭乗するゴーゴービークル18号機。ロードローラータイプのマシンで、前部に装備した2基の整地用ローラーにより並み居る障害物を破壊しながら突き進む。
ダイボウケン
No.1〜No.5の5台のゴーゴービークルがボウケンフォーメーションで轟轟合体した巨大ロボット。身体の各箇所に動力源(パラレルエンジン・ネオパラレルエンジン)が分散されている。また、胸部のパネルからプレシャスの力を取り出し、ダイボウケンの能力に変換することも可能。エンジンはMT(マニュアル式)のようで、エンストを起こすこともあるらしい。
- 装備
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- ゴースコッパー
- スコップの形状をした武器。敵への攻撃やゴーゴーミキサーに土砂を入れることにも使うが、本来は発掘用の道具。しかし、威力は相手をその周りの地面ごとひっくり返してしまう程で、これを使って掘り返した土砂は敵に当たると何故か爆発する。
- ゴーピッカー
- ピッケル(つるはし)の形状をした武器。ゴースコッパーと同じく、敵への攻撃用にも使うが本来は発掘用の道具。地面に突き立てることで敵に衝撃波をぶつけることもできる。
- 轟轟剣
- ゴースコッパーとゴーピッカーが合体して生まれる巨大な剣。
- 必殺技
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- 轟轟剣・アドベンチャードライブ
- 5基のパラレルエンジン(ネオパラレルエンジン)のパワーを全開にして放つ必殺技。全身から発生したエネルギーを轟轟剣に集めて敵を切り裂く。
- マリンリキッドライナー
- サイレンビルダーとの合体技。サイレンビルダーが放ったダブルウォーターシュートの上を分離したゴーゴーマリンが滑り、敵に体当たりを繰り出す。
- フライングアドベンチャードライブ
- サイレンビルダーとの合体技。サイレンビルダーのジャッキを利用しジャンプして、空中からアドベンチャードライブを放つ。
ダイボウケンのバリエーション
前述の通り、ダイボウケンはゴーゴーダンプを中心として腕と頭などが追加される形態をとるため、腕の換装により様々なバリエーションが存在する。このような武装追加型の合体形式はアバレンオー以来となる。
このような合体形式の場合、過去の作品では実際におもちゃなどで再現すると余剰パーツが出てしまっていたが、ダイボウケンの場合は武装した際の腕(ゴーゴードーザー&マリン)が脚部(ゴーゴーダンプのカーゴ)に格納されるため、余剰パーツが発生しないという特徴がある。これはダイボウケンのパラレルエンジンの(複数個所のエンジンの出力を1つにして巨大な出力を得る)設定を生かすためのものである。
以上のような効果は、演出や設計の時点からアルティメットダイボウケンを想定しているため(いわゆる2号ロボとしてのダイタンケンの演出は一切なく、あくまでダイボウケンの強化パーツとして登場している点など)の副産物ともいえるが、同時にいくつかの問題点がないわけではない(例:ダイボウケン単体、またはバリエーション状態での足元の安定感が悪い。ダイタンケンのデザインがテレビ上と比べてかなり崩れるなど)。
- ダイボウケンドリル
- ダイボウケンにゴーゴードリルが轟轟武装(ドリルパワーオン)した巨大ロボット。攻撃力はダイボウケンより高い。必殺技は、ドリルアームで敵を貫く「マキシマム・ペネトレーション」。
- ダイボウケンショベル
- ダイボウケンにゴーゴーショベルが轟轟武装(ショベルパワーオン)した巨大ロボット。ダイボウケンよりも連続攻撃に長ける。必殺技は、ショベルアームで敵に連続パンチを浴びせる「ショベルナックル」。
- ダイボウケンドリル&ショベル
- ダイボウケンにゴーゴードリルとゴーゴーショベルが轟轟武装(ドリル・ショベルパワーオン)した巨大ロボット。ダイボウケンドリルとダイボウケンショベルの能力を合わせ持つ形態。轟轟武装の際にボウケンジャーに掛かる負荷は、ダイボウケンドリル及びダイボウケンショベルの4倍になる。必殺技は、左腕のショベルで敵を掴み上空に放り投げ、右腕のドリルで敵を貫く「ライジングペネトレーション」。
- ダイボウケンミキサー
- ダイボウケンにゴーゴーミキサーが轟轟武装(ミキサーパワーオン)した巨大ロボット。左腕のミキサーから発射する「ウォールシュート」は、ハイパーコンクリートで敵を瞬時に固めることができる。
- ダイボウケンドリル&ミキサー
- ダイボウケンにゴーゴードリルとゴーゴーミキサーが轟轟武装(ドリル・ミキサーパワーオン)した巨大ロボット。ダイボウケンドリルとダイボウケンミキサーの能力を合わせ持つ形態。必殺技は、左腕のミキサーからウォールシュートを放ち、固めた敵を右腕のドリルで貫く「ハインドブレイク」。
- ダイボウケンクレーン
- ダイボウケンにゴーゴークレーンが轟轟武装(クレーンパワーオン)した巨大ロボット。伸縮自在のインフィニティアームとそこから射出する「ワイヤーフックパンチ」は、離れた敵への攻撃や捕獲に長ける。
- ダイボウケンドリル&クレーン
- ダイボウケンにゴーゴードリルとゴーゴークレーンが轟轟武装(ドリル・クレーンパワーオン)した巨大ロボット。ダイボウケンドリルとダイボウケンクレーンの能力を合わせ持つ形態。必殺技は、左腕のインフィニティアームで周囲に被害が及ばない高さまで敵を吊り上げ、振り子のように振った後右腕のドリルで貫く「リストアップストライク」。
- ダイボウケンエイダー&ポリス
- ダイボウケンにゴーゴーエイダーとゴーゴーポリスが轟轟武装(エイダー・ポリスパワーオン)した巨大ロボット。最大の武器は両腕から放つ「ナックルバルカン」。
スーパーダイボウケン
No.1〜No.9の9台のゴーゴービークルがスーパーフォーメーションで超轟轟合体した巨大ロボット。両足に合体したミキサー・クレーンのタイヤで地上を高速移動でき、ダイボウケンをはるかに超えるパワーとスピードを持つ。
- 必殺技
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- ダブルアームクラッシュ
- 9基のパラレルエンジン(ネオパラレルエンジン)のパワーを全開にした「トップギア・イン」の状態で放つ必殺技。走行しながら、右腕のドリルと左腕のショベルで敵に強力な連続攻撃を与える。
- その他の攻撃技
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- キャノンボールヘッド
- 走行しながら敵に頭突きを繰り出す。
- ウォールシュート
- 右足のミキサーから発射するダイボウケンミキサーと同じ技で、 後方の敵の足止めに使用される。
アルティメットダイボウケン
No.1〜No.10のゴーゴービークルがアルティメットフォーメーションで究極轟轟合体した巨大ロボット。全ての能力においてスーパーダイボウケンを上回っており、飛行能力も持つ。
- 必殺技
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- アルティメットブラスター
- 10基のパラレルエンジン(ネオパラレルエンジン)のパワーを全開にした「オーバートップギア・イン」の状態で放つ必殺技。飛行しながら、鳥の様な形をした超強力な火炎ビームを胸から発射する。
- その他の攻撃技
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- バリアブルタイフーン
- 腹部から強力な竜巻を放つ。
- アルティメットビーム
- 背中からビームを発射する。
- アルティメットキック
- 空中から放つ強力なキック攻撃。
- アルティメットダイボウケンのバリエーション
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- アルティメットダイボウケンエイダー&ポリス
- アルティメットダイボウケンにゴーゴーエイダーとゴーゴーポリスが轟轟武装(エイダー・ポリスパワーオン)した巨大ロボット。
- ※厳密に本編に登場したわけではないが、ED後の「SPファイル」内にて、アルティメットダイボウケンの翼に、さらにゴーゴーエイダーとゴーゴーポリスを合体させ、半ば無理矢理な12体合体フォーメーション(名称不明)を完成させたこともある。ちなみに炎神戦隊ゴーオンジャーにおいて正式な12体合体ロボであるエンジンオーG12登場までは歴代最大数の機体が合体するロボであった。
ボイジャーダイボウケン
ダイボウケンが(シルバーが単独操縦する)ゴーゴーボイジャーにライディングフォーメーションで搭乗した巨大ロボット。
- 装備
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- ボイジャーキャノン
- ゴーゴーボイジャーと同様のもの。
- 轟轟剣
- ダイボウケンが使用するものと同様のもの。
- 必殺技
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- ライディングアドベンチャードライブ
- 10基のパラレルエンジン(ネオパラレルエンジン)のパワーを全開にして放つ必殺技。ボイジャーダイボウケン版のアドベンチャードライブといえる。また、ズバーンを使うことで強化版の「スーパーライディングアドベンチャードライブ」も使用可能。
サイレンビルダー
No.11〜No.13の3台のゴーゴービークルがサイレンフォーメーションで緊急轟轟合体した災害救助用巨大ロボット。災害救助用の装備も搭載されている。通常はボウケンシルバーが操縦するが、ボウケンレッドが操縦することもある。
ガジャとの最後の戦いの半年後には、本来のサージェスレスキューの任務に使用される。
- 必殺技
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- トリプルリキッドボンバー
- 3基のネオパラレルエンジンのパワーを全開にして放つ必殺技。両肩と頭部に装備された3本のジェットカノンから強力な水流を連続発射する。
- ビルダークラッシュ
- 敵に体当たりを繰り出す。
- その他の攻撃技
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- ダブルウォーターシュート
- ゴーゴーファイヤーと同じ技。両肩に装備された2本のジェットカノンから水流を発射する。
- ナックルバルカン
- 両拳から光弾を連続発射する。
サイレンビルダーのバリエーション
サイレンビルダーはダイボウケンとは違い、両腕にゴーゴービークルが轟轟武装する際エイダーとポリスが分離することが特徴。サイレンビルダードリル&ショベルになった際はアルティメットダイボウケンの両腕に装着され、サイレンビルダードーザー&マリンになった際はダイボウケンの両腕に装着された。
- サイレンビルダードリル&ショベル
- サイレンビルダーにゴーゴードリルとゴーゴーショベルが轟轟武装(ドリル・ショベルパワーオン)した巨大ロボット。必殺技は、トリプルリキッドボンバーを放ちながら、右腕のドリルと左腕のショベルで敵に連続攻撃を与える「ダブルアーム・リキッドボンバー」。
- サイレンビルダードリル&ミキサー
- サイレンビルダーにゴーゴードリルとゴーゴーミキサーが轟轟武装(ドリル・ミキサーパワーオン)した巨大ロボット。ダイボウケンミキサーと同じく、「ウォールシュート」を使用可能。
- サイレンビルダードーザー&マリン
- サイレンビルダーにゴーゴードーザーとゴーゴーマリンが轟轟武装(ドーザー・マリンパワーオン)した巨大ロボット。ダイボウケンと同じく「轟轟剣・アドベンチャードライブ」を使用可能。
- サイレンビルダークレーン
- サイレンビルダーにゴーゴークレーンが轟轟武装(クレーンパワーオン)した巨大ロボット。
- サイレンビルダージェット
- サイレンビルダーにゴーゴージェットが轟轟武装(ジェットパワーオン)した巨大ロボット。劇中未登場。
ダイボイジャー
ゴーゴーボイジャーが5台のゴーゴービークル(No.14〜No.18)に分離し、ボイジャーフォーメーションで超絶轟轟合体した巨大ロボット。アルティメットダイボウケンをも超えるパワーとスピード(陸上において)を持つ反面、やや鈍重で小回りがきかない。
- 装備
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- ボイジャーキャノン
- 両肩と腹部に装備された4つ(3連装12門)のキャノン砲。
- 必殺技
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- アドベンチャーダブルスクリュー
- 5基のネオパラレルエンジンのパワーを全開にして放つ必殺技。胸のタイヤと両拳の高速回転させてのハイパーチャージにより発生したエネルギーを両拳に集め、厚さ50メートルのコンクリートも貫く連続パンチを繰り出す。
- ダイボイジャーのバリエーション
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- ダイボイジャードリル&ショベル
- ダイボイジャーにゴーゴードリルとゴーゴーショベルが轟轟武装(ドリル・ショベルパワーオン)した巨大ロボット。必殺技は、右腕のドリルで敵を貫く「ドリルアタック」。
- 設定上、ダイボイジャーの両腕となるゴーゴーローダーとドリル・ショベルはサイズに違いがあるため、劇中の描写とは大きく矛盾する。
- バーニングレジェンドダイボイジャー
- Vシネマ版のみに登場。「希望」、「愛」、「勇気」、「正義」、「情熱」、「友情」の「スーパー戦隊魂」の力を受けたダイボイジャーが新たな強化パーツを合体させた姿。「ダブルファイヤーパンチ」や「サーティースーパー戦隊ソウル」などの技を使う。
ダイタンケン
No.6〜No.10の5台のゴーゴービークルがボウケンフォーメーション2で轟轟合体した巨大ロボット。No.1〜No.13の中で最も強力なパラレルエンジン(ネオパラレルエンジン)を装備したゴーゴージェット(No.10)をコアにしている。初登場は劇場版。TV版にも2度登場。玩具では劇場版公開前からその存在が明らかとなっていた。
- 必殺技
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- ビッグ・レッド・ボンバー
- ミニジェットでもある頭部が分離して、敵を貫く必殺技。
- ボウケンフラッシュ
- 両腕のドリルとショベル、両足のミキサーとクレーンから発射する強力なビーム攻撃。
ウィキペディア(Wikipedia)
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