特撮ヒーロー、特撮ヒロイン大百科

特撮ヒーロー、特撮ヒロイン大集合
ゴーオンジャー必殺技

ゴーオンジャー

変身アイテム

チェンジソウル(後述)を利用して変身するアイテム。「ソウルエナジーチャージャー」にセットしてエネルギーを補充することができる。

ゴーフォン
レッド、ブルー、イエローが使用する携帯電話型の変身アイテム。上部に炎神ソウルを基に作られた「チェンジソウル」をセットし、「レッツ! ゴー・オン!」の掛け声とともにT字型のキーを押し上げることで変身する。また、炎神を操縦する際はハンドルの一部になる。携帯電話の機能に加え、炎神ソウルをセットすることで炎神と会話することもできる。
シフトチェンジャー
グリーンとブラックが使用するブレス型の変身アイテム。上部に「チェンジソウル」をセットし、「レッツ! ゴー・オン!」の掛け声とともにT字型のシフトレバーをPの位置からDの位置へ押し上げることで変身する。また、炎神を操縦する際はゴーフォン同様、ハンドルの一部になる。炎神ソウルをセットすることで炎神と会話することもできる。
ウイングトリガー
ゴールドとシルバーが使用する操縦桿型の変身アイテム。上部に「チェンジソウル」をセットし、「レッツ! ゴー・オン!」の掛け声とともに後ろ側の赤いボタンを押すことで変身する。炎神のコックピットにセットして操縦したり目に見えない敵をサーチしたりできる他、カメラやGPSといった携帯電話の機能も備わっており、炎神ソウルをセットすることで炎神と会話することもできる。

共通装備

ゴーオンジャーの5人が共通で使用するアイテム。

マンタンガン
5人が使用する給油ノズル型の武器。ガンモードとロッドモードの2形態に変形し、炎神ソウルをセットすることで起動する。戦隊シリーズの拳銃としては珍しく光線銃ではなく実弾を発射する。複数人で同時発射する「ゴーオンキャノンボール」という技もある。こちらはウィングブースターのとの同時発射でさらに威力が高まる。またイエローとシルバーのみで行う「フラワーキャノンボール」もある。
ハンドルブラスター
炎神のステアリングを変形させた銃型の装備で、エンジンオーG6・G9・G12それぞれの合体形態で必殺技を発動する際に専用の「ブラスターソウル」を装填し使用する。

ソウル

炎神を呼び出したり、必殺技の発動の際に使用される小型ユニット。

炎神ソウル
炎神の魂が入ったソウル。後述の炎神キャストにセットすることで本来の姿に戻れるほか、マンタンガンなどの装備にセットして炎神の力を攻撃に転用することも可能である。他のソウルと異なり数十センチ程度の移動こそ可能であるものの、大抵の場合ソウルの状態では移動範囲が著しく限定されることから、通常はパートナーとなった人物が所持している(パートナーのいない炎神ソウルの持ち主については炎神の欄を参照)。
チェンジソウル
ボンパーが炎神ソウルを参考に作成したもので、変身の際に使用される。3タイプが存在し、使用する変身アイテムによって区別される。
ブラスターソウル
ハンドルブラスターやウイングブースターにセットすることで、エンジンオーG6・G9・G12それぞれの必殺技を発動させる。
キューユソウル
連が開発したソウル。マンタンガンにセットして撃つと、炎神がエネルギーで満たされる。
トーコンソウル
ゴローダーGTを巨大化させるためのソウル。当初は大翔が開発していた「パワーソウル」と呼ばれるソウルが使用されていたが調整が上手く行かず、使用時にゴローダーが暴走するという難点を抱えていた。このため、パワーソウルのデータを元に連とボエールが改良を加え開発したのがトーコンソウルである。
その他
炎神の力を用いることで、人間の魂もソウルに分割することができる。劇中では、走輔と入れ替わって蛮機獣の魂が入ってしまった走輔の体を取り戻すため「走輔ソウル」が使用された。

ゴーオンギア

ベルトのバックルを押すことで胸のマーク部分から出現する。炎神ソウルを使用しないため、相棒の炎神がいなくても使用可能。また、合体させる事により必殺武器になるものもある。

ロードサーベル
レッド専用の剣型武器。光のロードの上を突進し、切りつける「サーベルストレート」という技やロケットブースターとの合わせ技の「サーベルストレート ゴーオンランデブー」をもつ。
ガレージランチャー
ブルー専用のランチャー型武器。光弾を連射する「ランチャースターター」や空中で砲弾を発射する「ジャンピングアタック」という技をもつ。
レーシングバレット
イエロー専用の弾丸型武器。敵の周囲を走らせ、突進攻撃を繰り返す「バレットクラッシュ」という技をもつ。
ブリッジアックス
グリーン専用の斧型武器。刃状の衝撃波を飛ばす「アックスツーリング」という技をもつ。
カウルレーザー
ブラック専用のレーザー銃型武器。光弾を連射する「レーザーハイビーム」という技をもつ。また、マンタンガンと同時に使用することもある。
ロケットブースター(ロケットダガー)
ゴーオンウイングス専用の短剣型武器。ゴーオンジャーのゴーオンギア同様、ベルトのバックルを押すことで胸のマーク部分から出現する。3つのスイッチの切り替えによって以下の6種類の特殊能力を発揮する。
当初、短剣という形状に合わせ「ロケットダガー」という名称が設定されていたが、本編登場直後に発生した秋葉原通り魔事件の犯人がダガーナイフを凶器に用いたことから、「不快に思う人もいる」として急遽名称を変更、玩具の発売予定も1ヶ月ずれ込んだ。非常に急な名称変更だったためか、事件後から数話分の放映回では、必殺技を使う際に「ロケットダガー」の名を叫んでいた部分が無音になっていた。また初期に呼称されていた各ミッション後の「~ダガー」という技名も同様の扱いとなっていたが、その後終盤にて再びこれらの呼称が復活した[3]
ミッション1(バーニングダガー):スイッチ1。蛮機獣にもダメージを与えるほどの強力な炎を放つ。
ミッション2(フリージングダガー):スイッチ2。刀身から凍気を噴き出し、敵を凍らせる。
ミッション3(ライトニングダガー):スイッチ3(スイッチ1+2でも可)。高圧電流を発生させて、雷のごとき放電攻撃を打ち出す。
ミッション4(シャイニングダガー):スイッチ1+3。剣から眩い光を出して敵の目を眩ませ、光のエネルギーを宿した刃で斬りつける。
ミッション5(シューティングダガー):スイッチ2+3。強力な真空の刃で敵を切り裂く。
ミッション6(ジェットダガー)・フルパワー:スイッチ1+2+3。グリップ部のブースターからジェット噴射して回転しながら空中を飛び、エネルギーをフルチャージした刃で敵を斬る。
またこの他にミッション6の状態で、飛び上がり落下の勢いで相手を斬る「ダガーアクロバット」という技をもつ。
ゴローダーGT
大翔とジャン・ボエールが開発したサポートメカ。正式名称は「 Go roaderGear of Tokonsoul」[4]。また「爆走する正義の車輪」という通り名も持つ。タイヤ型の「ホイールモード」から本来の姿である人型の「アクションモード」への変形機構を備える。
普段は手のひらほどの小型サイズであるが、トーコンソウルをセットすることでエンジンオーなどと同クラスの巨大な姿となり、自らの意志でゴーオンジャー達をサポート。身軽な動きで敵を翻弄する。この状態における合体技の「ゴローダーストライク」は、エンジンオーG9(もしくはG12)が炎神のエネルギーを込めてホイールモードのゴローダーを打ち出す必殺の突進攻撃である。
また炎神ソウルをセットすることで人間と同クラスの大きさに変化。この場合はセットされた炎神によってコントロールされるが、エネルギーを大量に消耗するため長時間の活動は出来ない。この状態では「ゴローダーキック」や、巨大戦でのゴローダーストライクに相当する「ゴローダーアタック」が使用可能となる。
カンカンバー
連が開発した遮断機型の武器。古代炎神の強力なパワーを攻撃に生かすために開発されたもので、他の武器と異なり最大で2つの炎神ソウルをセット可能。マンタンガンと同様に2形態への変形機能を有しており、通常形態であるバー状の形態では巨大な遮断機を発生させて敵の動きを止め、セットされたティラインソウル、ケラインソウルのエネルギーを襲い掛からせる「クロッシングストッパー」や同じく炎神ソウルをセットした状態で頭上に振りかざす「クロッシングドドンパ」という技が使用可能である。今までの武装ではかすり傷程度だった巨大な敵にもダメージを与えられる。また銃形態は、後述するカンカンマンタンガンへの連結時に用いられる。

必殺技

ハイウェイバスター
ロードサーベル・ガレージランチャー・レーシングバレットを合体させたバズーカ砲。炎神ソウルをセットし、炎神のオーラを纏ったレーシングバレットを射出する。またスピードル・バスオン・ベアールVの炎神ソウルを同時発射する「ワンツースリーフィニッシュ」という技をもつ。
ジャンクションライフル
ブリッジアックスとカウルレーザーを合体させたライフル銃。ハイウェイバスターと同様に炎神ソウルをセットし、炎神のオーラを直接射出する。ウィングブースターと同時発射する「ハイパーキャノンボール」という技もある。
スーパーハイウェイバスター
ハイウェイバスターとジャンクションライフルを合体させた巨大バズーカ砲。炎神ソウルをセットして炎神のオーラを纏ったレーシングバレットを射出するのはハイウェイバスターと同様だが、そこにカウルレーザーのカウルによる加速がつくことで弾丸の威力は何倍にも増幅されている。
ウイングブースター
ウイングトリガーの上部にロケットブースターを合体させたハンドガン。ハイウェイバスターなどと同様に炎神ソウルをセットすることで、炎神のオーラを直接射出する。また、エンジンオーG9(もしくはG12)の合体形態で必殺技を発動する際には「ブラスターソウル」を装填し使用する。また空中から2人同時に射撃する「ウイングスアクロバット」という技をもつ。
カンカンマンタンガン
ティラインソウル・ケラインソウルをセットした銃形態のカンカンバーの後部に、キシャモスソウルをセットしたマンタンガンを連結させたライフル銃。セットした3体の炎神のオーラを直接射出する「カンカンカンエクスプレス」が必殺技で、通常は古代炎神のソウルが使用されるが、最終決戦ではエンジンオーを構成する3体のものが使用された。

その他

炎神アタッシュ
通常炎神キャストが収納されているケース。ゴーオンジャー用の赤いものと、ゴーオンウイングス用の黒いものの2種が存在し、前者はボンパーによって、後者はウイングトリガーの「7+8」を入力することによって各自の下へ転送される。但し古代炎神についてはアタッシュに収納されず、キャスト単体の状態で転送される。

ガイアーク

蛮ドーマ
ヒラメキメデスによって開発されたカマドウマに似たフォルムを有するガイアークの小型機動兵器。ただし、本来のカマドウマとは異なり翅がある。ヘルガイユ宮殿の各所に配備されている。飛行形態と二足歩行形態の二形態に変形が可能で、巨大戦では操縦を担当するウガッツ同様集団で動き回り、空陸両面から蛮機獣をサポートする。この蛮ドーマの大編隊は「蛮ドーマ軍」と総称される。
ヒラメキメデスの操縦する機体は蛮ドーマSPと呼ばれ複葉機を思わせるフォルムと緑色のカラーリングが特徴であり、通常の3倍の速さで飛行する他、3機の蛮ドーマを分離させることが可能となっている。
ビックリウムエナジー
キタネイダスによって開発された緑色の液体エネルギー。蛮機獣に搭載されることで、ビックリウムエナジーを活性化させて「サンギョーカクメーイ!」の掛け声とともに巨大化させる効果を持つ。これの発展版として、ヨゴシマクリタインらによって滅ぼされた3つのブレーンワールドのエネルギーが込められている、赤色の「ドッキリウム」も登場した。
中には作戦や戦闘用として予め巨大化して登場している者、オイルバンキのように改造で「第2次産業革命」を起こす者や、ハッパバンキのようにビックリウムエナジーを抜かれて巨大化できなかった者もいる。また雷々剱と獄々丸のように、蛮機族以外の者でもビックリウムエナジーの効果を発揮させることは可能である。
ハカリバー
ヒラメキメデスの愛刀。害地副大臣に任命された際にヨゴシュタインから授けられたものでものさしのような外見をしている。「正三角形切り」「直角二等辺三角形切り」「ヒラメキ殺法・三平方の定理」などの多彩な技をもつ。
ヨゴシュピア
ヨゴシュタインの持つ巨大な槍。かなりの重量のためヨゴシュタインでないと使いこなせない。雷を発生させ攻撃する「ヨゴシュピアグラエンド」という技をもつ。またガイアークのもつエネルギーから「ガイアークソウル」と呼ばれるソウルを作りだすこともできる[5]。劇中ではウガッツから作った「ウガッツソウル」とケガレシアから作った「ケガレシアソウル」が登場した。
デウス・ハグル・マギア
巨大な歯車型の永久機関で、発生するエネルギーは蛮ドーマを大量かつ短期間に増産するほどである。ヨゴシマクリタインの設計図を元にヨゴシュタインが建造したが、彼を始めとする三大臣ははその真価を発揮するには至らなかった。元ネタは「デウス・エクス・マキナ」。

炎神

平行次元の一つ「マシンワールド」の住人達。人間と比較して巨大であり、ヒューマンワールドにおける自動車航空機などのメカニックと動物を合わせたような姿であり、高度な知能を有し人語による意思疎通も可能である。

様々な種族が存在し、四輪駆動、二輪駆動の炎神のほか、伝説の一族と称されるジャイアン族や、飛行能力を有する希少な存在であるウイング族、そして太古の地球に現れ、黄金の竜として伝えられてきた古代炎神などがこれまでに確認されている。また、混血のような炎神もいる。

炎神はマシンワールド以外では10分間しか元の姿を維持できないため、通常は前出の「炎神ソウル」と、肉体に相当する「炎神キャスト」と呼ばれる縮小版のボディに分割している。彼等が元の姿に戻り、本来の力を最大限に発揮するためにはパートナーとなった人間が炎神ソウルを炎神キャストにセットし、さらにパートナーがドライバーとなって操縦する一連の動作が必要となっている。劇中ではジャイアン族・古代炎神族はパートナー無しで10分以上の活動が可能だが、フルパワーは出せない。ベアールVのキャストにジェットラスのソウルなど、炎神ソウルを別の炎神キャストにセットしても元の姿に戻ることは可能である。

ゴーオンジャー

スピードル
  • キャッチフレーズ:勇気満タン、ハイウェイスター!
  • パートナー: ゴーオンレッド
  • イメージカラー:赤
コンドルモチーフのスーパーカー型炎神。機体番号「1」。パートナー同様の直情型で、スピードは炎神の中で最速を誇る。飛行形態に変形することもでき(ただし自力では飛行できず、上り坂などをジャンプ台にして滑空する)、さながら猛禽類のように脚(エンジンオーの腕)を利用して敵を叩きつけるなどの攻撃を行う。バスオンを台にして空中の敵に体当たりする「スカイハイアタック」や背面から炎をだして敵を爆破する「スピードルバースト」などで攻撃する。口癖は「ドルドル!」。
バスオン
  • キャッチフレーズ:粋でいなせな安全運転!
  • パートナー: ゴーオンブルー
  • イメージカラー:青
ライオンモチーフのバス型炎神。機体番号「2」。江戸っ子気質でべらんめぇ口調で、パートナーの連をしばしば「きょうでぇ(兄弟)」とも呼ぶ。安全運転を信条とし、どんな攻撃にもひるまない頑丈なボディを活かした突進攻撃を得意とする。また、上部には強力な「バスオンミサイル」を装備する。口癖は「オンオン!」。
ベアールV
  • キャッチフレーズ:愛嬌と度胸のタフガール!
  • パートナー: ゴーオンイエロー
  • イメージカラー:黄
モチーフのRV車型炎神。機体番号「3」。パートナー同様に活発な少女で、関西弁で喋る。性能はバスオンと対照的でパワーは劣るが小回りが効き、彼と交互に連携行動をとる。アクセル全開で加速し空中の敵に噛み付く「ベアールアタック」や空中からのボディープレス攻撃「ベアールプレス」のほか、口内に備えられた多数の「ブイブイミサイル」による攻撃も可能である。口癖は「ブイブイ!」。
バルカ
  • キャッチフレーズ:気楽なドリーマー!
  • パートナー: ゴーオングリーン
  • イメージカラー:緑
オルカ(シャチ)モチーフのバイク型炎神。実際には3輪車である。機体番号「4」。ガンパードと共にヒューマンワールドに向かっていたが、途中で迷ったために合流が遅れてしまっていた。明るい性格で、「マンマミーヤ!」「〜でアルデンテ!」など、でたらめなイタリア語を多用するラテン系気質。パートナー以上に能天気なところもある。戦闘時にはボディを回転させ、鋭い刃状態の尾鰭「バルカッター」で敵を攻撃する。主な口癖は「バルバル~カ!」。
ガンパード
  • キャッチフレーズ:ハードな緊急出動!
  • パートナー: ゴーオンブラック
  • イメージカラー:黒
シェパードモチーフのパトカー型炎神。機体番号「5」。バルカと共にヒューマンワールドに遅れてやってきた。群れるのが嫌いな一匹狼だが、正義感はとても強い。ボディ前部に装備された「ガンパードガン」からの射撃は百発百中。口癖は「ガンガガーン!」。
キャリゲーター
  • キャッチフレーズ:ジャイアントな千両役者
  • パートナー: 特になし(ソウルは範人か軍平が所持)
  • イメージカラー:橙
ワニ(アリゲーター)モチーフのカーキャリア(トレーラー)型の炎神。機体番号「6」。ジャイアン族に属する炎神であり、巨大な体で凄まじいパワーを発揮する。ジャイアン族は炎神同士を繋ぐ力があるといわれており、彼の場合はバルカやガンパードを背中に乗せることもできる。誇りがとても高い。ジャイアン族は他の炎神とは仲が悪いと言われており、当初は弱い人間と供に戦うバルカたちを毛嫌いしていたが、パートナーと供に戦う彼らに何かを感じ力を貸すこととなる。語尾には「〜でござる」を付け歌舞伎役者のような節回しで会話をする。口癖には「あ、ゲタゲータ!」等。ジャイアン族の仇であるヨゴシマクリタインの事を激しく憎んでいる。
古代炎神族
太古の昔より存在する3体の列車型炎神で、ヒューマンワールドでは「黄金の龍」として語り継がれてきた存在。炎神達からは敬意を込めて「ご先祖」と呼ばれている。モチーフである列車のように連結することも可能で、この状態で金色に輝く姿が「黄金の龍」の由来となっている。その際は機体番号が若い順となる。この状態で冷気を噴射して周囲を凍てつかせる「アイスエイジエクスプレス」という技がある。
いずれも桁外れの力と荒い気性の持ち主で、また長い間眠っていたため人間の存在を知らないことから、意思の疎通こそ可能であるが人語を話すことは出来ない。この為名乗りに際しては字幕が表示されるという演出がなされている。
かつてホロンデルタールを追ってダイナワールドと呼ばれていた頃の地球に出現、ホロンデルタールを封印すると共に自らを化石にして、現在まで長い眠りについていた。その後復活した当初は敵味方関係無しに暴れまわっていたが、走輔の熱いソウルとスピードルの説得に応え、3体とも走輔の「2番目の相棒」となった。
キシャモス
  • キャッチフレーズ:古代発で出発進行
  • イメージカラー:臙脂
マンモスモチーフの蒸気機関車型の炎神。機体番号「10」。ボディ前部に装備された鼻からの蒸気や、パワーを生かした突撃を得意とする。炎神ファイナルラップにおける咆哮は「パオ」。
ティライン
  • キャッチフレーズ:上るぜ のぞみの炎神
  • イメージカラー:白
ティラノサウルスモチーフの新幹線型の炎神。機体番号「11」。機動力に優れており、ケラインと共に敵に飛びかかって噛み付き攻撃を繰り出すことも可能。炎神ファイナルラップにおける咆哮は「ガオ」。
ケライン
  • キャッチフレーズ:下るよ ひかりの炎神
  • イメージカラー:水色
トリケラトプスモチーフの新幹線型の炎神。機体番号「12」。イメージカラーは水色。ティライン同様機動力に優れており、敵に飛びかかって噛み付き攻撃を繰り出すことも可能。炎神ファイナルラップにおける咆哮は「ギャオ」。

ゴーオンウイングス

ウイング族に属する炎神達で構成され、単独での飛行能力を有している。

トリプター
  • キャッチフレーズ:縦横無尽トリッキー!
  • パートナー: ゴーオンゴールド
  • イメージカラー:金
ニワトリモチーフのヘリコプター型炎神。機体番号「7」。ジェットラスと共にヒラメキメデスを追っていたがヒューマンワールドで身動きが取れなくなり、そこを大翔達によって救われた。やんちゃな性格で、パートナーである大翔のことを「アニキ」と呼んで慕っている。ボディ側面に装備された12連装のミサイルポッド「トリプターバタリオット」による砲撃と、身軽な動きを生かし敵を追い詰める。口癖は「バタバタバタ!」等。
ジェットラス
  • キャッチフレーズ:白銀(しろがね)のエアマスター!
  • パートナー: ゴーオンシルバー
  • イメージカラー:銀
トラモチーフの戦闘機型炎神。機体番号「8」。トリプターと共にヒラメキメデスを追い続けてきた。クールかつニヒルな性格で、パートナーの美羽を「バディ(buddy:英語で相棒の意)」と呼ぶ。超高速による飛行と、それを生かした分身能力である「ジェットラスファントム」を駆使した戦いを得意とする。機首から放つホーミングミサイル「ジェットラストラホーク」も強力な武器である。口癖は「ギーン!」等。
ジャン・ボエール
  • キャッチフレーズ:我輩すべてがファーストクラス
  • パートナー: 特になし(ソウルは大翔が所持)
  • イメージカラー:群青
クジラモチーフのジャンボジェット機型炎神。機体番号「9」。ウイング族とジャイアン族の双方に属する炎神。開放的かつ穏やかで思慮深い性格の持ち主で、ゴーオンウイングスの教官であると同時にウイング族の歴戦の勇士でもある。教え子であるウイングスとは対照的に、ゴーオンジャーに対しては最初から協力的な姿勢を示している。同じジャイアン族のキャリゲーターとは異なり特にヨゴシマクリタインに対しての憎しみは覚えていなかった様子。巨大なボディを持ちながらも高速での飛行や旋回を可能とし、胴体と両翼の下部の4門のビーム砲「ボエールビーム」での攻撃や背中からの放水による消火、そして高速飛行形態である「ジェットモード」への変形など、多彩な機能や技を備える。口癖は「ボエ~」「であ~る」等。

炎神合体 / 炎神武装

エンジンオーを始めとする以下の4体の巨人に、ゴローダーGTを加え「ゴーオンオールスターズ」と呼称されることもある。

エンジンオー
スピードル、バスオン、ベアールVの3体が合体した「炎神の王」。人間のパートナーの数が揃っていなくても合体は可能。武装はベアールVのシャーシが変形した・Vシールドと、バスオンに内蔵されている必殺剣・ゴーオンソード。必殺技はゴーオンソードを構えて突進、敵を切り裂く「ゴーオングランプリ」。
エンジンオーバルカ
エンジンオーの左腕を格納し、バルカが左腕として炎神武装した姿。必殺技はバルカのボディを回転させ、バルカッターで敵を袈裟斬りにする「バルカッタースラッシュ」。
エンジンオーガンパード
エンジンオーの右腕を格納し、ガンパードが右腕として炎神武装した姿。必殺技はガンパードガンから光弾をマシンガンのように連続して撃ち込む「ガンパードガンファイヤー」。
エンジンオージェットリプター
エンジンオーの両腕を格納し、トリプターが右腕として、ジェットラスが左腕として炎神武装した姿。高速回転させることで攻撃や防御などに使えるトリプターローターを装備している。必殺技は左腕のジェットラスボウから、5体の炎神のエネルギーを矢のように撃ち出す「ジェットリブルズアイ」。
エンジンオージェットラス
エンジンオーの左腕を格納し、ジェットラスが左腕として炎神武装した姿。ジェットラスの牙から弾丸を連射する「ジェットラバルカン」のほか、ジェットラスボウからゴーオンソードを矢のように撃ち出す「ゴーオンブルズアイ」を得意技とする。
ガンバルオー
バルカ、ガンパード、キャリゲーターの3体が合体した「更なる炎神の王」。必殺技は胸のキャリゲーターの口を展開し、両腕の一撃と胸による噛み付き攻撃を繰り出す「ガンバルグランプリ」。両腕がバルカとガンパードであるためエンジンオーバルカ、エンジンオーガンパードの技も使用可能。
ガンバルオージェットラス
ガンバルオーの右腕であるガンパードが分離し、ジェットラスが右腕として炎神武装した形態。必殺技はバルカッターとジェットラスから連続で斬撃を繰り出す「トラバルカッタースラッシュ」。
ガンバルオートリプター
バルカが不在の際にトリプターが左腕として炎神武装した形態。ガンパードガンとトリプターバタリオットの同時連射「トリプガンバタリオット」が使用可能。
エンジンオーG6
連とボンパーによって炎神キャストに改造を施されたスピードル、バスオン、ベアールV、バルカ、ガンパード、キャリゲーターの6体がG6フォーメーションを組んで合体。ゴーフォンに「5+6」を入力することにより6体の炎神と5人の心が1つになって誕生する。必殺技はハンドルブラスターにブラスターソウルをセットし全ての炎神から超エネルギーを放出する「G6グランプリ」。
セイクウオー
トリプター、ジェットラス、ジャン・ボエールの3体が合体した「空を制する天空の王」。ウイングトリガーに「7+8+9」を入力することにより誕生する。空中での戦闘能力に優れており、高速でスピンしながら敵に攻撃を加える「ジェットリタービュランス」や、上空からの一斉射撃「セイクウソニック」などの技を持つ。
必殺技はジャン・ボエールの口から出現した光の矢をジェットラスボウにつがえ、空中から地上の敵を打ち抜く「セイクウインパルス」。さらにトリプターの羽を飛ばし、ガンバルオーのガンパードガンとバルカッターでエネルギーを注入し、エンジンオーのゴーオンソードで打ち飛ばす合体技「ゴーオンジャーストーム」がある。
セイクウオーガンパード
セイクウオーの左腕であるジェットラスが分離し、ガンパードが左腕として炎神武装した形態。必殺技はガンパードガンとトリプターバタリオットからの同時連射「ガントリーガンファイアー」。
セイクウオーバルカ
トリプターの代わりに、バルカが右腕として炎神武装した形態。バルカッターからの電撃とジェットラストラホークを同時に放つ「バルトラストラホーク」が使用可能。
エンジンオーG9
スピードル、バスオン、ベアールV、バルカ、ガンパード、キャリゲーター、トリプター、ジェットラス、ジャン・ボエールの9体が合体した「空と大地に君臨する王」。ウイングトリガーに「7+9」を入力することにより誕生する。必殺技はハンドルブラスターとウイングブースターにブラスターソウルをセットして炎神の全エネルギーを放出する「G9グランプリ」。
キョウレツオー
キシャモス、ティライン、ケラインの3体が合体した「強大な列車の王」。合体時にはレッドがキシャモスのコックピットから単独で操縦を行う。持ち前のパワーを生かした接近戦で敵を圧倒し、連続して手刀を繰り出す「電車道チョップ」や、右足から繰り出すキック「キョウレツダイナバイト」などを得意技とする。必殺技はキシャモスの鼻からの氷結噴射で敵の動きを封じ、右手からの強力なチョップを叩き込む「キョウレツエクスプレス」。
エンジンオーG12
12体すべての炎神が合体した「全ての悪を制する究極の王」。12体合体は、玩具発売を前提とした人型の主人公メカとしては『機甲艦隊ダイラガーXV』の15体合体に次ぐ数の多さであり、戦隊ロボットのDX合体玩具としても過去最大級の大きさを誇る。ゴーフォンに「7+12」を入力することにより誕生する。これまでの全ての合体形態を上回る巨大な体躯と、強大なパワーを生かした「G12パンチ」「G12キック」で敵を圧倒するが、その分戦闘時の負荷は極めて高く、長時間の活動は不可能。必殺技はハンドルブラスターとウイングブースターにブラスターソウルをセットし、G12から放出されたエンジンオーを始めとする4体の巨人のオーラによる連続攻撃の後、G12自ら突撃する「G12グランプリ」。最終回では、炎神とゴーオンジャー達の力を結集させ、火の鳥のような状態で突撃する「G12ファイナルグランプリ」を使用した。
炎神大将軍

詳細は「炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!」を参照

かつてサムライワールドでゴーオンジャーとともに戦った巨人。石化した状態で眠りに就いていたが雷々剱と獄々丸の手によってヒューマンワールドへと運び込まれ、晴之助・照之助兄弟が持っていた、炎神剣と同型であり、烈鷹の魂が込められている刀の力によって復活を果たした。

合体構成の概要

炎神合体
エンジンオー、ガンバルオー、セイクウオー、キョウレツオー、それに炎神大将軍という基本的な合体パターンと後述するG6/G9/G12フォーメーションは炎神合体と呼ばれる。
炎神武装
いくつかの炎神合体に対して、付加的に武器として機能する炎神が腕部になる合体は炎神武装と呼ばれている。
腕部側となる炎神
バルカ、ガンパード、ジェットラス、トリプターが該当。なおティライン、ケラインもほぼ同様の玩具構造を持つ。
本体側となる炎神
エンジンオーは腕部を収納することで炎神武装を行う。ガンバルオーとセイクウオーは中心となる大型炎神に最初から炎神武装と同等の両腕を持つ3体合体の構成だが、炎神武装とは呼ばれていない。彼らは腕部の炎神が離脱することで炎神武装を行う。キョウレツオーの場合は彼らに近い3体合体構成ではあるが、腕部ではなく脚部に合体する変則的な合体パターンであり、炎神武装を行う描写も無い。
G6/G9/G12フォーメーション
パーツとなる炎神とその搭乗者の力を集結するような合体フォーメーションであり、各部の構成はエンジンオーをベースにしている。他の炎神合体において構成の中心となっていたキャリゲーター、ジャン・ボエール、キシャモスもこのときだけは強化パーツとなる。
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