共通装備
- ダイノバックラー
- ジュウレンジャーが装備している変身用アイテム。変身前後問わず普段はベルトにバックルとして取り付けられており、手に持って敵を殴りつけるナッ
クルガードとしても使用可能。変身に際しては胸の前につきだしたダイノバックラーを「ダイノバックラー」の発声とともに上下反転させることでバックラーの
中にはめ込まれている「守護獣メダル」が輝き変身する。この守護獣メダルには、握り締めることで傷ついた人間を治療することが出来る力や各、守護獣の力を
結集して仲間を異次元世界から脱出させるダイノパワーを持つ。
- ブライのものはドラゴンバックラーと呼ばれカラーリングも5人のものと異なるが、変身時の発声は5人同様に「ダイノバックラー」である。スーツはジュウメタルファイバー製、ヘルメットはジュウメタル製である。
- レンジャースティック
- 腰につけている短棒。銃タイプの「レンジャーガン」、短剣タイプの「レンジャーソード」に変形する。
- サンダースリンガー
- 中盤、ジュウレンジャーが試練を乗り越えて手に入れた光の矢を放つスリング型のレーザー銃。使用頻度は低い。
- レンジャースリンガー
- レンジャーガンとサンダースリンガーを合体させた強力なレーザー銃。5人が同時撃ちする「レンジャースリンガー・ファイナルショット」の威力は通常の25倍で、必殺技に相当する威力がある。
個人装備
- 伝説の武器
- 数億年もの間、絶望の大陸に隠されていた伝説の武器。それぞれに地球の神秘エネルギー・ガイアトロンの吸収板が内蔵されており、地球がある限りそのエネルギーは尽きることがなく、決して切れ味が落ちない。
- 龍撃剣
- ゲキの個人武器となる豪華な鍔のついた諸刃剣。ガイアトロンとゲキの生体エネルギーを掛け合わせると、戦車を一振りで真っ二つにする威力を発揮す
る。空中で敵をすれ違いざまに切り裂く「ティラノスラッシュ」という技がある。アームドティラノレンジャーの状態では、獣奏剣との二刀流でティラノスラッ
シュを放つ。
- モスブレイカー
- ゴウシの個人武器となる大岩も打ち砕く巨大な斧。ビームバズーカ砲としての機能も持ち、(柄の部分が砲身も兼ねている)、バズーカとしての威力は厚さ1mのコンクリートの壁を打ち破るほどである。
- トリケランス
- ダンの個人武器となる三つ又の槍。分厚い鋼板も突き破る。伸縮自在な上に、2本を接続させ双槍にすることが出来る。回転させて突風を起こせる。
- サーベルダガー
- ボーイの個人武器となる虎の牙をイメージした短剣。2本装備。刃の両側に爪が付いている。投げて使用する事も多い。
- プテラアロー
- メイの個人武器となる弓矢。リシヤ族の伝説の英雄リシアンテウスの力を受け継いでいる。100m先の標的を貫く。エネルギーを込めた光の矢を放つこともある。
- 獣奏剣
- ブライの個人武器となる短剣。刃の部分からはビームを発射し、笛として吹けば守護獣ドラゴンシーザーを操ることができる。また念じることで時の部屋と下界を行き来できる。
- ドラゴンアーマー
- ブライの胸に装着された金色のボディアーマー。タロンメタル製で、装着した者のパワーを増大させる。気を集中すれば、バリアーを張ることも可能。獣奏剣と共に、ブライの死後はゲキに受け継がれた(ブライが死ぬ以前にも一時的にゲキが使用していた)。
- 魔剣ヘルフリード
- 復讐鬼だった頃のブライにバンドーラが授けた地獄最大の魔剣。野望を燃やした強力な執念を持つ者だけが手に出来る危険な剣。ブライが正しい心に目覚めるとともに土になって消滅した。
合体武器・技
- バベルアタック
- やぐらを組み、5人のレンジャースティックを合体させて放つ強力な光線。
- ハウリングキャノン
- 5人の個人武器を合体させた必殺バズーカ砲。モスブレイカーを核に、プテラアローが横向きに合体。そのプテラアローにトリケランスとサーベルダ
ガーが合体し、最後に龍撃剣が上部に合体する。完成したハウリングキャノンはゲキが中心に支えて、5人のガイアトロンエネルギーを一つにしたエネルギー光
線を発射する。
メカニック
- ロードザウラー1
- ゲキ専用のバイク。最高速度は時速320km。3連バルカン砲を装備。
- サイドザウラー2
- ゴウシとボーイの乗るサイドカー。最高速度は時速280km。出力は600馬力。大型キャノン砲を装備。
- サイドザウラー3
- ダンとメイの乗るサイドカー。最高速度は時速300km。マシンガンを装備。
守護獣
従来のスーパー戦隊シリーズの作品とは異なり、本作品では「神」(生命体)として設定されている。外見上は機械であるが、その理由は不明。
一億七千万年前から(あるいは地球創造の時代から)存在するため、自我を持つロボットとしては初の、明確な意思と行動理念を持ち、戦隊側に使役されるので
はなく、神として崇められ、力を貸している。そのため、時に戦士を窘める事があれば、搭乗を拒否するといった独断行動を行う。
彼ら「神」は恐竜を守る立場であり、恐竜と共に生きる生命を守護する役目を持つ。故に人間もまた守る立場にある。本来は『一人の神』だったが、古代
人類の登場するはるか古の時代において、地獄から現われた悪魔・大サタンとの戦いを勝利した際に傷を負い、七つの分身に分かれていた後は、守護獣として古
代人類を守っていた。
神の存在は守護する恐竜の存在と同調しており、地球から全ての恐竜が絶滅した場合、役目を終えた神はこの世からいなくなる。(ただし、ジュウレン
ジャーの5人とバーザ、バンドーラとラミィ(グリフォーザーも?)は恐竜が進化した存在であるため、生物分類上は彼らも恐竜である)。バンドーラによる恐
竜絶滅によってほぼ全ての恐竜が息絶えたが、キングブラキオンの体内にて雄と雌の卵が安置されたために消滅が免れた。この卵が後に戦いのキーとなる。
CG技術のない当時の撮影関係により、戦闘時に全ての守護獣が単体で活動することはない。そのため、体当たりなどの接近戦は着ぐるみの関係でティラ
ノザウルスとドラゴンシーザーの役割である。また、作中で見られるメインの守護獣5体の行進は、遠方に着ぐるみのティラノザウルス、他4体がカメラ至近距
離に設置されたミニチュアという組み合わせで撮影された。
- ティラノザウルス
- ヤマト族の守護獣。走行速度は時速120km。尻尾を振り回しての攻撃を得意とする。口から放つ衝撃波・ティラノソニックが必殺技である。戦隊史上初の合体ロボ以外で巨大化した敵を倒したマシンである[5](計2度[6])。大獣神の顔とボディとなる。
- なお、当時考えられていた「ティラノサウルス」の姿に準じてデザインされているので、後の「タイムレンジャー」のブイレックスや「アバレンジャー」の爆竜ティラノサウルスとは描かれ方が若干異なっている。
- 『百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊』にもゲキと共に登場しており、ブイレックスと共に歴代戦隊メカ総攻撃の締めを飾り、ガオレンジャーの勝利に貢献した。
- ジュウマンモス
- シャーマ族の守護獣。走行速度は時速120km。鼻から放つ冷凍光線・モスブリザードが武器。大獣神と剛龍神の腕・背中となり、頭部は大獣神の盾となる。モチーフは哺乳類である「マンモス」。
- トリケラトプス
- エトフ族の守護獣。走行速度は時速140km。尻尾のトリケラカノンが武器。大獣神と剛龍神の左足となる。モデルは「トリケラトプス」。
- サーベルタイガー
- ダイム族の守護獣。走行速度は時速150km。尻尾のサーベルガンが武器。大獣神と剛龍神の右足となる。モデルは哺乳類である「サーベルタイガー」。
- プテラノドン
- リシヤ族の守護獣。飛行速度はマッハ2.5。翼のプテラビームが武器。大獣神の胸となる。モデルは翼竜である「プテラノドン」。剛龍神が戦闘する際には、ティラノザウルスと共に遠隔操作で剛龍神の援護を行う。
- ドラゴンシーザー
- ヤマト族もう一体の守護獣。単体で巨大化したドーラモンスターと戦うだけの能力を持つ。走行速度は時速140km。獣奏剣の演奏に乗って水中から
現れる。凶暴な性格で、獣奏剣がないと操ることができない。しかし、寂しがりな面もあるようで、ブライの死後、彼を恋しがる場面もあった[7]。獣奏剣は必ずしもドラゴンレンジャーが吹かなくてもいいようで、ブライの死後はティラノレンジャーが獣奏剣を吹いて操っている。ドラゴンレンジャーが敵だった頃は大獣神と闘った。
- 基本的にはブライやゲキが獣奏剣を使って遠隔操作しているが、他の5体の守護獣と同型のコクピットも一応用意されており、1度だけブライが乗り込んで戦ったことがある[8]。
- 武器は指から超高熱光弾を乱射する技ドラゴンハーレー。尻尾のドリル・スピニングシーザーも強力である。ただし必殺技は持たないので、単体では巨大化したドーラモンスターを倒せない。
- 剛龍神の顔、ボディとなり、獣帝大獣神、そして、究極大獣神のヘッドギア、肩パットとなる。究極大獣神時には剛龍神・獣帝大獣神時に余剰パーツとなる腹部のパーツもキングブラキオンの一部として活用される。
- 日本の映像作品でドラゴンという場合、往々にして東洋の竜である場合が多いが、本作では西洋のドラゴンというより、日本独特の怪獣(ゴジラ型)に近いフォルムをしている。
- キングブラキオン
- 守護獣の使徒である獣騎神。3号ロボ(あるいは要塞ロボ)に相当する。ブラキオサウルスを
模した姿をしており、超獣戦車キングタンカーに変形して大獣神や剛龍神を乗せることが出来る。最高速度は時速150km。体内に保温室を持っており、恐竜
の卵を守り抜いた。尻尾が変形した大砲であるテイルキャノンと口から吐く火炎弾のガイアトロンエネルギー弾が武器。首から吸引ビームを発射可能。究極大獣
神の下半身となる。
- 獣戦車ダイノタンカー
- ティラノザウルスを始めとする5体の守護獣が「合体、ダイノミッション」の掛け声で合体した巨大戦車。最高速度は時速300km。武器は2門の獣戦車キャノンと合体した5体の守護獣の目からビームを放つ「獣戦車ストーム」。敵を倒す威力はない。
- 大獣神
- ダイノタンカーが「発動、大獣神」の掛け声で変形し完成する巨大神。機械のロボットではなく生命体に該当する。恐竜人類の神であり、劇中の様々な現象を起こすことが出来る(5体分離状態でも同様に見せている)。全高41.7m。重量570t。出力は2000万馬力。
- 角から大獣神ビーム、目から破壊光線と吸引ビーム、背中の砲身から光線を放つ。空から落ちてくるかのように現れる剣「恐竜剣・ゴッドホーン」が主な武器で、必殺技は「超伝説雷光斬り」(右
手一本で高く掲げ斜めに切り下ろすのが基本パターン。たまに右下から斜めに切り上げることもある)。尚、地面に突き刺さったゴッドホーンを握るシーンで
は、普段拳状に固まったかの様な大獣神の手が極端に小さくなる(手袋をした人間の手が剣を掴む)という、戦隊シリーズのロボットとしては非常に珍しいシー
ンがある。盾のマンモスシールドになるのはジュウマンモスの顔部。最終回では、バンドーラ一味を封印し長き戦いに引導を渡した。
- 地球のマグマに
大量に含まれているといわれているガイアトロンエネルギーを力の源としており、バンドーラの日食を利用した作戦で巨大化したドラゴンレンジャーとグリ
フォーザー、ラミイスコーピオンの攻撃を受けて火山に落下したこともあったが、これが戦いで受けた傷を癒す好機となったことがある。一方で、サタンフラン
ケの泡でドラゴンシーザーとともに溶かされそうになったり、最終決戦ではドーラタロスに腕を切断されてしまうなど苦戦も多かった。
- 初登場でドーラスフィンクスとなぞなぞ対決に走るという変わったデビュー戦を行った。
- なお、コックピットはダイノタンカー変形開始時と大獣神時とではゲキ以外全員配置が違う。
- 合体は、守護獣を呼ぶ都合からジュウレンジャー5人が揃う必要があるが、中盤以降では合体した状態で登場することもあった。また、操縦は5人揃わなくても可能[9]。
- 剛龍神
- ドラゴンシーザーを中心に、ジュウマンモス、トリケラトプス、サーベルタイガーが「合体、ドラゴンミッション」の掛け声で合体して完成する巨大
神。全高43m。重量560t。主にドラゴンレンジャーの支援を得られるときや大獣神では敵わない相手と闘うとき、またゲキ或いはメイが何らかの理由で巨
大戦に参加できない場合に登場(ゴウシ・ダン・ボーイの3人さえいれば操縦可能のようである)。ドラゴンシーザーの尻尾と胸のペンタゴンが合体した槍「ドラゴンアントラー」が主な武器で、回転させることで「アントラーバリヤー」を発生させるほか、高速回転させたドラゴンアントラーで敵を貫く「超爆裂龍神突き」という必殺技が使用可能。角はブーメランの「ヒートホーン」になる。
- 獣帝大獣神
- キングブラキオン以外の守護獣が「獣帝合体」の掛け声で合体して完成する巨大神。全高58.2m。重量740t。出力は5000万馬力。肩からは
ミサイルの「ショルダーブラスト」(設定のみで劇中では使用されていない)、胸と肩からは熱光線の「カイザーバースト」、全エネルギーを胸に集めて放つ「エンパイアアタック」が必殺技で、超伝説雷光斬りの2.5倍の破壊力がある。
- 合体というより、大獣神の肩の上に変形させたドラゴンシーザーを乗せた形で、着ぐるみが余りに大掛かりになってしまった(スーツはトップヘビーの
為に非常に重く移動も困難で、これにドラゴンアントラーを装着してしまうと動く事が一切出来なくなるという、デザイン上の大欠陥を抱えていた)ため、単独
で登場したのは僅かに3回のみで、その内1回は砂に飲み込まれるキングブラキオンを助けようとしてバンドーラの攻撃を受けている。合体してすぐ究極大獣神
に合体することが多かった。38話の戦いではほぼ動かないまま敵を倒している。劇中での使用はないが、ドラゴンアントラーを装備したスチール写真は多い。
玩具でもドラゴンアントラーを付けることも可能である。
- 究極大獣神
- すべての守護獣が「究極合体」の掛け声で合体して完成する巨大神。獣帝大獣神がキングブラキオンに騎乗し、余ったドラゴンアントラーのパーツがキ
ングブラキオンと合体することで完成する。全高81m。重量1,250t。大獣神の本来の姿であり、かつての大サタンとの戦いで傷ついたため、当初は究極
大獣神としての姿を維持できなくなっていた。全身の火器を一斉に射撃する「グランバニッシャー」が必殺技。ちなみに作中ではほぼ無敗である。
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