共通装備
- ショドウフォン
- シンケンジャーが持つ変身アイテム。通信などに使用する「携帯モード」と、文字を書くことでモヂカラを発動させる「筆モード」の2形態に変形できる。「一筆奏上(いっぴつそうじょう)!」という掛け声と共に、「筆モード」で受け継いだモヂカラを宙に書くことにより変身する。
- 300年前のものは赤色の部分が黄土色[注
6]であるなど、現代のものとはデザインが少し異なり、日下部彦馬はその黄土色のショドウフォンを使う。
- シンケンマル
- シンケンジャー全員が腰に帯びている鞘のない刀。秘伝ディスクの力によりモヂカラで強化して使用できるほか、折神の操縦桿にもなる。5人全員が技ディスクを使うことにより、連続攻撃をする「螺旋の太刀」や同時に攻撃する「五重の太刀」といった技を使用できる。モヂカラで出せることもある(第17幕など)。
- 鍔の部分はプラキシノスコープになっており、秘伝ディスクを回転させることにより、ディスクに描かれた模様がアニメーションとなる。
- 鍔にスーパーディスクをセットし、刀部分にインロウマルをセットすることで「スーパーシンケンマル」へとパワーアップする。この状態ではインロウマルにディスクをセットすることで技が発動する。
- インロウマル
- 印籠型のパワーアップツール。歴代のシンケンジャーが全ての折神の力をひとつに集めるために制作していたもので、志葉家の菩提寺に保管されていた。源太の技術と「真」のモヂカラ、そして全ての折神の力を結集することにより完成する。秘伝ディスクを解析することもでき、セットしたディスクの種類を音声で知らせてくれる。主要使用者はレッドだが、他のメンバーでも使用可能。2段変身が、誰か一人しか出来ない場合において、レッド以外が使用できるのは珍しいケースである。
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- スーパーシンケンジャー
- インロウマルを用いて全ての折神の力をまとった姿。この時使用者は襟に金の縁取りが成された白い陣羽織をまとう。劇中での呼び方は「スーパーシンケン○○(各自の色が入る)」。飛躍的に戦闘能力が増し、単独でアヤカシを圧倒することもできる。必殺技はそれぞれの技を強化した「真・○○の舞(各自の技名が入る)」。
秘伝ディスク
秘伝の技により特殊な力が折り込まれた円形のアイテム。主にシンケンマルにセットし回転させることにより能力を発揮する。使用時以外はシンケンジャーのベルトのバックルに収納される。志葉家には多くの秘伝ディスクが受け継がれていたが、そのほとんどが散逸し行方不明である。
- 共通ディスク
- 全員が持つ黒いディスク。普段はシンケンマルにセットして鍔として機能し、シンケンマルを専用武器に変化させることもできる。
- 技ディスク
- 折神の力やモヂカラのエネルギーが折り込まれたディスク。それぞれ色やデザインと発動させる能力が異なる。各々のモジカラで武器を強化することができ、折神の力が折り込まれたものは下記の技の使用時以外、後述のにセットして使用する。
- 獅子ディスク:レッド専用。獅子折神の「火」の力が折り込まれている。「火炎の舞」という技を発動させることができる。
- 龍ディスク:ブルー専用。龍折神の「水」の力が折り込まれている。「水流の舞」という攻撃技や、「水の幕」という視界遮断及び緊急脱出用の技を発動させることができる。
- 亀ディスク:ピンク専用。亀折神の「天」の力が折り込まれている。「天空の舞」という技を発動させることができる。
- 熊ディスク:グリーン専用。熊折神の「木」の力が折り込まれている。「木枯らしの舞」や「木の字斬り」といった技を発動させることができる。
- 猿ディスク:イエロー専用。猿折神の「土」の力が折り込まれている。「土煙りの舞」や「土の字斬り」といった技を発動させることができる。
- 雷撃ディスク:「雷」の力が折り込まれている。「雷電の舞」という技を発動させることができる。
- 捕ディスク(仮称):野生化した舵木折神を釣り上げるために流ノ介が使ったディスク。このディスクのみ、釣竿のリール部分に付ける。捕獲に成功し、新たな舵木ディスクになった。
- 反ディスク(仮称):ヒトミダマに操られた流ノ介を解放するために丈瑠が使ったディスク。虎折神にも使用して呪縛を解き、新たな虎ディスクになった。
- 活ディスク(仮称):ことは以外の4人が使った「活」のモヂカラを込める為のディスク。海老折神にモヂカラを与えるために使った。
- シールドディスク
- 折神や侍巨人の操縦に使用される。ダイシンケンに「斬」のモヂカラを込めることもできる。
- 折神が収納されたディスク
- 使いこなすには他のディスクを使用する際の2倍以上のモヂカラを必要とする。収納された折神を呼び出して操縦することや、その折神をシンケンオーに侍武装させて操縦すること、烈火大斬刀を大筒モードに変形させることなどに使用される。
- 兜ディスク:兜折神が収納されている。折神が収納されたディスクの内、唯一現在の志葉家に残され受け継がれてきた。当初は丈瑠が所持し一時は茉子が所持するが、紆余曲折を経て千明が所持することになる。
- 舵木ディスク:舵木折神が収納されている。舵木折神を釣り上げた流ノ介が所持する。ウォーターアローにセットしてヤミオロロの毒を浄化する雨を降らせることもできる。
- 虎ディスク:虎折神が収納されている。虎折神の呪縛を解き放った丈瑠が所持する。
- 烏賊ディスク:烏賊折神が収納されていたが、現在は収納されておらず後述のように烏賊折神は小さくなってゴールド寿司の屋台の水槽の中にいる。幼少の頃、丈瑠が約束と友情の証として源太に授けたもので、烏賊折神を召喚する際に使用される。本来は兜ディスクとともに志葉家に残されていた秘伝ディスクだった。後に源太がこれを改造して、寿司ディスクと同じ折りたたみ式にしている。
- スーパーディスク
- シンケンジャーをスーパーシンケンジャーにパワーアップさせるためディスク。スーパーシンケンマルの鍔として機能する。
- 真侍合体ディスク
- 真侍合体をさせるためのディスク。ダイカイシンケンオーの操縦にも用いられる。折神の収納された秘伝ディスクが無い場合でも、その折神を呼び出すことが可能。
専用武器
- 烈火大斬刀(れっか だいざんとう)
- シンケンマルが変化したレッド専用の巨大な刀。大筒モード時は5枚の技ディスクをセットすることにより、変形時に使用したディスクに収納された折神を模したエネルギー弾を打ち出す必殺技(兜ディスク使用時は「兜・五輪弾」、舵木ディスク使用時は「舵木・五輪弾」、虎ディスク使用時は「虎・五輪弾」)を使用することができる。基本的にレッド一人、あるいはその回の中心となったメンバーと2人で撃つという、この手の武器では珍しい撃ち方になっている。
- また、その大きさから盾としても使用できる。
- プロップは2m以上あり、常人では振り回すのは困難である[10]。
- ウォーターアロー
- シンケンマルが変化したブルー専用の弓。
- へブンファン
- シンケンマルが変化したピンク専用の扇。
- ウッドスピア
- シンケンマルが変化したグリーン専用の長槍。モヂカラを込めることで柄の長さを変えることができる。「木の葉隠し」という技を使用できる。
- ランドスライサー
- シンケンマルが変化したイエロー専用の大型手裏剣。
シンケンゴールド専用装備
- スシチェンジャー
- 寿司のシャリを模した折り畳み式携帯電話型の変身ツール。電子メールを打つ要領で、電子モヂカラを発動させる。これに寿司ディスクをセットして「一貫献上(いっかんけんじょう)!」の掛け声と共に変身する。また、「999」+「通話」ボタンを押して烏賊ディスクをセットする事で烏賊折神の召喚にも使われる。ショドウフォンと通話が可能で、着信音やボタン確認音には三味線の音色が使われている。
- 寿司ディスク
- シンケンゴールドが変身時に使用するディスク。曲線部分を折りたたんで寿司ネタのようにしてスシチェンジャーにセットする。サカナマルの鍔としても機能する。
- サカナマル
- シンケンゴールドの専用剣で秋刀魚のような鞘と柄、反りが無くやや短めの刀身を持ち、腰の後ろ側に水平に携帯する。ゴールドはこれを居合術や逆手持ちでの攻撃に使用、鞘は頑丈に造られていて防御や、打撃武器として使用できる。また寿司ディスクをセットして、連続斬撃で敵を切り刻む「百枚下ろし」という必殺技を繰り出す。シンケンマル同様、折神や侍巨人の操縦桿にもなる。
- 海老ディスク
- 海老折神およびダイカイオーを操るためのディスク。これまで登場した秘伝ディスクと異なり、海老の描かれた海老折神面とダイカイオーの顔が描かれたダイカイオー面のリバーシブルになっている。
折神(おりがみ)
シンケンジャーが所有する最新式の式神。モチーフは折り紙。
本来ならば池波家以下侍四家がそれぞれ約一体ずつ、志葉家が残る折神を所有していたが、長い戦いの間に行方不明・譲渡などを繰り返し、主軸折神の他には1体しか残っていなかった。
何時何処で誕生したのか明らかにされていないが、源太が折神を「モヂカラのプログラム」と解釈している事から、数多い文字の組み合わせを具現化する事で生成されると思われ、過去に解析に成功した者が何人かいることが明言されている。
殆どは人間の言葉を話す事が出来ない(もしくは人前で発言していない)が、各自明確な意思を持つ。
- 主軸折神
- メインメンバー五人がそれぞれ襲名と共に所持。
- 普段は小さなエンブレムの形で携帯され、「大」のモヂカラを注ぎ込むことにより「折神大変化」して巨大な動物の姿に変わる。また、巨大時でも任意に姿を切り替えることにより、臨機応変に攻撃や回避を行う。
- なおこの形態でも手乗りサイズの動物形態に変形ができ、探査・追跡として使用できる。基本的に常日頃仕舞われているというわけではなく、劇中では折神同士縁側等で戯れたりする姿がある。
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- 獅子折神(ししおりがみ) / 火のエンブレム
- レッドが所有する獅子型の折神。エンブレム状態の形状は将棋の駒の形に近い五角形。猛スピードと口から吐く炎で戦う。必殺技は、秘伝ディスクを使うことにより、炎をまとい突撃する「五角大火炎」。
- 龍折神(りゅうおりがみ) / 水のエンブレム
- ブルーが所有する龍型の折神。エンブレム状態の形状は正六角形。空を飛び水のように自由自在に長さを変える。口から水流を吐く「龍瀑布(りゅうばくふ)」という技を使用できる。
- 亀折神(かめおりがみ) / 天のエンブレム
- ピンクが所有する亀(海亀)型の折神。エンブレム状態の形状は円。防御力が高い。カッターのようなひれで攻撃。台風や竜巻も発生させる。
- 熊折神(くまおりがみ) / 木のエンブレム
- グリーンが所有する熊型の折神。エンブレム状態の形状は正方形。大樹のような頑丈さで打たれ強い。突進攻撃が得意。
- 猿折神(さるおりがみ) / 土のエンブレム
- イエローが所有する猿型の折神。エンブレム状態の形状は正三角形。重力を無視した身軽さとパンチ攻撃が得意。
- 途中参戦折神
- 普段は秘伝ディスクに格納されている。上記のようなエンブレム変形機能は無く、小型化もしない。共通して巨大な歯車を中心にボディが構成されたような外見をしており、その歯車に連動して様々なギミックが稼動する。
- 兜折神(かぶとおりがみ)
- カブトムシ(ヘラクレスオオカブト)型の折神。主要折神以外では唯一志葉家に残されていた。角のある頭部を回転させながら突進して攻撃することや、角の間の砲門からビームを発射することができる。
- 舵木折神(かじきおりがみ)
- カジキ型の折神。先代達の戦いで行方不明になっていたが、海をさ迷っている所を発見され、流ノ介により捕獲された。直剣状の吻(ふん)を使い体当たり攻撃をすることや、頬から「舵木魚雷」という弾丸を打ち出すことができる。
- 虎折神(とらおりがみ)
- 虎(白虎)型の折神。先代達がドウコクを封印した際、隙間の地割れに挟まれ動けなくなったところをヒトミダマの術に取り込まれ傀儡となっていたが、丈瑠により「反」のモヂカラで解放された。四肢がドリルになっており、腹部のディスク型車輪で走行する。ドリルによる地中移動や突進攻撃のほか、高速走行により地割れを起こすこともできる。
- シンケンゴールドが所持する折神
- 譲渡・新規構成された折神。主軸折神のようなエンブレム形態はないが、手乗りサイズ〜巨大ロボット形態での伸縮機能を持つ。
- 普段は「ゴールド寿司」の観賞用水槽に待機中。
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- 烏賊折神(いかおりがみ)
- 烏賊型の折神。シンケンゴールドである源太が幼少時に丈瑠から貰ったもの。分類として途中参戦の折神達と同じテーマの内部構造をしており、歯車をデザインの基本としている。
- 水中移動はまだ確認されていないが飛行能力を有し、「烏賊墨砲」で姿を隠した敵を着色して炙り出したり、張り付いた敵を足で締め上げたり殴りつけたりする他、冷気による攻撃もできる。志葉家を離れてからはゴールド寿司の水槽にて漂い、源太から「イカちゃん」と呼ばれている。一度、海東大樹に盗まれてしまうが、ディエンドライバーとの取引きによって、無事に源太の元へ戻った。
- 海老折神(えびおりがみ)
- 海老(ロブスター)型の折神。先代以前から使用していた他の折神と違い、現代において源太が烏賊折神の解析データを基に電子モヂカラを駆使して独自に造り上げた若い折神。伸縮能力を持つが、内部構造はどの折神とも違う意図で構成。電子モヂカラで構成されている為一見して古典的デザインの他の折神と違い立体的なデザインをしている。基本構造は完成していたが、当初は活動用のモヂカラが不足して動く事さえ出来ず、丈瑠・流ノ介・茉子・千明・源太の「活」のモヂカラを受けたことで他の折神のように戦闘に参加することが可能となった。
- 得意技は両手から強力なパンチを打ち出す「海老ばさみ」や円盤型の斬撃を打ち出す「太巻き光輪」。源太は「エビゾウ」と命名したが流ノ介に「由緒正しい歌舞伎役者の名前を使うな!」と激怒された。なお、千明からは「海老ちゃん」と呼ばれている。
侍巨人
- シンケンオー
- 獅子折神、龍折神、亀折神、熊折神、猿折神の5体が「合」のモヂカラを受けて侍合体した侍巨人。初合体は第2幕。機械のロボットではなく無機生命体に該当する。武装は鉄も斬れる巨大な日本刀「ダイシンケン」と円盾の「秘伝シールド」(シールドディスクと同型)。合体を一時的に解いたり合体したまま折神を変形させることで柔軟な攻撃をすることも可能で、獅子折神の口から炎を吐く「獅子・火炎哮」、龍折神を収縮させてジャンプする「龍・昇り脚」、亀折神を分離させて攻撃する「亀・天空拳」、猿折神を分離して熊折神で蹴る「熊・三角蹴り」といった技も使用できるほか、両腕をエンブレムに戻した文字からビームを撃つこともできる。必殺技は、操縦者がシンケンマルを振りかざし、これと連動して「斬」のモヂカラを込めたダイシンケンで斬りつける「ダイシンケン・侍斬り」。発動には必ず5人そろっている必要はなく、第13幕では茉子とことはのみで発動した。
- カブトシンケンオー
- シンケンオーが兜折神を侍武装した侍巨人。武装は角の間と兜折神の角を吹返しとして展開した部分の砲門とダイシンケンで、砲門からビームを連射する「兜砲」という技を使用できる。必殺技は、頭部の角を閉じて回転させ、そこから集約させたエネルギー弾を打ち出す「兜大回転砲」。
- カジキシンケンオー
- シンケンオーが舵木折神を侍武装した侍巨人。武装はナギナタモードに変化させたダイシンケン(反対側にも刀身があるS字型の形状)と舵木魚雷。必殺技は、頭部に合体させたダイシンケンに「斬」のモヂカラを込め、体ごと振り下ろして斬りつける「舵木一刀両断」。
- トラシンケンオー
- シンケンオーが虎折神を侍武装した侍巨人。合体時に尻尾のパーツが前立て[注
7]になる。武装はダイシンケンと背中にある4本のドリル。必殺技は、突進して敵をドリルで破砕する「虎ドリル突撃」。
- イカシンケンオー
- シンケンオーが烏賊折神を侍武装した侍巨人。武装は烏賊折神の頭部が変形して右腕に接続した槍と足の一部が変形して左手に持つシールド。残りの足パーツは背中に接続される為、これまでの侍武装の中では唯一、シンケンオーの兜を外さない。連続刺突で攻撃する「烏賊槍ぶすま」とシールド中央部から発射する冷気で敵を凍らせる「烏賊冷凍」という技を使う。必殺技は背部パーツから雷を集めて穂先を伸ばした槍に「斬」のモヂカラを込めて、上から斬りつける「槍烏賊一閃(やりいか
いっせん)」。
- ダイテンクウ
- 兜折神、舵木折神、虎折神の3体が「合」のモヂカラを受けて侍合体した鳥型の式神[注
8]。武器は両翼の兜折神と舵木折神から放つビーム。必殺技は、高速で体当たりする「ダイテンクウ大激突」。このダイテンクウを1つの巨大ロボとした場合、シリーズでも珍しい、「合体しても人型になれない」ロボである。シンケンオーの背中にドッキングする形式で、後述のテンクウシンケンオーとなるが、シリーズ上類を見ない「敵怪人との合体」も可能。一度、流ノ介の機転(勘違い?)により、これを活用した作戦が勝機となったことがある。
- テンクウシンケンオー
- 流ノ介の提案によるぶっつけ本番で、シンケンオーとダイテンクウが「超」のモヂカラを受けて超侍合体した侍巨人。シンケンオー単体では出来なかった飛行を可能にしている。武装はダイシンケン。必殺技は空高く飛翔し、ダイシンケンに「斬」のモヂカラを込めて急降下しながら斬りつける「ダイシンケン・天空唐竹割り」。後述のようにチャンバラを意識した作品であるためか、強化合体しても剣術を必殺技とする珍しいケースとなっている。当初はゴールド以外の5人がいないと運用できなかったが、後に、『超』と書かれたディスクを使うことでスーパーシンケンジャー単独でも運用できるようになった。シリーズ初の8体合体ロボである。
- ダイカイオー
- 海老折神が「変」の電子モヂカラを受けて侍変形した侍巨人。いわゆる機械のロボットではなく人工生命体と呼べるものに該当する。操縦席の海老ディスクを回転させることで東・西・南・北の電子モヂカラを持つ4形態に変形(正確にはフェイスチェンジ)が可能。
変形後、それぞれの形態にちなんだセリフを発する。
- ダイカイオーヒガシ
- 海老ディスクが「東」を示し、「光」を電子モヂカラに変換した形態。セリフは「とぉー(東、トウ)とぉー!ヒガシ!!」。武器を用いず、格闘戦を得意とするダイカイオーの基本形態。ただし、必殺技である連続パンチ「海老ばさみ本手返し」では巨大なハサミを武装する。
- ダイカイオーニシ
- 海老ディスクが「西」を示し、「風」を電子モヂカラに変換した形態。セリフは「おっしゃー(しゃー=シャーは「西」の中国訳)!ニシ!!」。海老折神の尾ひれ及びダイカイオーの腰パーツが分離した扇で相手の攻撃を受け流す回避形態。
- ダイカイオーミナミ
- 海老ディスクが「南」を示し、「熱気」を電子モヂカラに変換した形態。セリフは「なん(南、ナン)と!ミナミ!!」。海老折神の触覚部分が分離した刀の二刀流による隙のない攻撃を得意とする。必殺技は「海老刀大名おろし」。
- イカダイカイオー(ダイカイオーキタ)
- 海老ディスクが「北」を示し、烏賊折神を侍武装した形態。セリフは「キタ(北)キタキタキター!」。烏賊折神の頭部と足の一部で構成された長槍を武器にし、残りの足パーツは追加装甲として胸部に接続される。必殺技は「突」の電子モヂカラを込めて長槍で一撃必殺の刺突を与える「槍烏賊突貫(やりいかとっかん)」。
- ダイカイシンケンオー
- ダイカイオーとシンケンオーが真侍合体した巨人。武器はダイカイオーの二本の刀で、二刀流で敵を斬りつける「二天一流乱れ斬り」という技をもち、これだけでもアヤカシを倒すのに充分な威力を持つ(第27幕で千明とことはだけで戦った際にはアベコンベを倒している)。
- 必殺技は兜・舵木・虎・烏賊折神の合体した巨大バズーカ砲「イカテンクウバスター」から、「滅」のモヂカラを込めて全ての折神のオーラを纏った一撃を与える「折神大開砲」。発動には必ず6人揃っている必要はないが、大量のモヂカラを消費するため連続では使用できず、操縦者が少ない場合は体への負担が大きいのが欠点。頭部はダイカイオーがベースになっており、二号ロボの頭部がベースになるのは稀である。全員揃っていなくても合体は可能な点も珍しい。
- ダイゴヨウ
- 寿司恐怖症で変身できなくなった源太が、自分の代わりに戦う存在として、ゴールド寿司の提灯に「侍」の電子モジカラを込めて製作したサポートアイテム。いわゆる人工生命体と呼べるもので、自我を持っている。提灯と十手といった岡っ引き[注
9]をイメージしてつくられたもので、シンケンゴールドの装備として機能する他、「大」のモヂカラを込めて「ダイゴヨウ大変化」することで侍巨人としても機能する。内部に秘伝ディスクを収納することもできるが、ディスクが詰まると動けなくなる。身体を発光させて敵の目を眩ませる「ダイゴヨウ大点灯」、全身を回転させて攻撃する「ダイゴヨウ大回転」といった技を持ち、必殺技は秘伝ディスクを乱射する「秘伝ディスク乱れ撃ち」。
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